新作出たので、お久しぶりのゴスネタ。
EPって何?って思ったら昔で言ってた「ミニアルバム」のことらしい。
フルアルバムでないってところがちょっと寂しい・・・
今年はデビュー30周年イヤー。もうそんなに経つのね。そんな節目の年にリリースされた今作は,全曲若手アーティストから提供されたコラボ作品。
1 XvoiceZ feat.SARUKANI(作詞:KAJI 作曲・編曲:Kohey)
先日のMステ(何年ぶりに見た?)ではこの曲でSARUKANIと共演。
アカペラの枠を飛び出してるパフォーマンスに、ゴスがブレイクする前に時にはむき出して見せてた「美しいハーモニーという「アカペラ」という世間の見方をぶっ壊したい」っていう心意気を思い出した。
その頃のゴスと比べるとSARUKANIの皆さんは遥かにスタイリッシュ。
「XvoiceZ」という曲名は「"X世代*1のゴスペラーズ"、"Z世代*2のSARUKANI"が世代を超えて"声のみで"繋がる」という意味とのこと。
Z世代はX世代の子どもが多いらしい。10代から30代までの若手と組んだこのアルバム全体を表現しているようで,アルバムの1曲目に相応しいタイトル。
2 Summer Breeze(作詞:浪岡真太郎、大島真帆 作曲・編曲:浪岡真太郎)
前作に続いてPenthouseの浪岡真太郎氏&大島真帆氏とタッグ。
リズムが複雑で難しいけど夏にぴったりなフレッシュな良曲で,コラボのいいところが出ている。
3 Mi Amorcito(作詞:YUUKI SANO、佐伯youthK 作曲:YUUKI SANO、野口大志 編曲:野口大志)
YUUKI SANO氏は1990年生まれの30歳で,UNIONEのメンバーとして,ゴスのトリビュートアルバム👇で「熱帯夜」をカバー。
この曲は「熱帯夜」とジャンルは似てるけど,暑苦しくないスマートさがある。
4 アフタースランバー(作詞・作曲・編曲:晴いちばん)
高校生ボカロPである晴いちばんさん。ご本人のコメント👇
両親の影響で幼少期から常に触れてきたゴスペラーズの音楽は、自分の音楽的感性の根源になっています。
今回の楽曲には、そんなゴスペラーズの影響から生まれた感性を沢山詰め込みました。
ご両親はゴスと同世代かその下なんだろうなぁ。
ゴス曲でいうと「Forever & More」(シングル「ミモザ」のC/W」を連想した,瑞々しい曲。北山氏(1番)と安岡氏(2番)のリードが合っている。
5 Asterism(作詞・作曲:市川舞子 編曲:市川舞子、北山陽一)
2020年に実施した「アカペラ楽曲の一般公募」から新たに選出された曲だそうで,ハーモニーの美しさを聞かせるアカペラ曲。ラストにふさわしい曲。