もともとは宇野選手&ランビ先生関連のブログ記事経由でヒットした雑誌。2シーズン前の総集編なのに今から見ても面白いラインナップだったので買ってみた。
2020ー2021シーズンは世界中がコロナ禍真っ只中でグランプリシリーズなどの公式試合が次々と中止になり、12月の全日本選手権が最初の公式試合という選手も多かった特別なシーズン。
そんなシーズンの総集編に2022ー2023シーズンに活躍した男子選手のインタビューが盛り沢山。宇野選手を筆頭に後に結果を出す選手のインタビューって実はその萌芽が見えて面白い。
友野一希選手&坂本花織選手は大阪人らしい楽しいトーク。坂本選手は「自分が男子だったら何位なんだろう?」っていつも友野選手に話しているんだそうで。女子のトップ選手ってそういうエピソードあるよなぁ。伊藤みどり選手とか最近だとロシアのトゥルソワ選手とか。
佐藤駿選手&三浦佳生選手の仲良しコンビ。幼い頃から競い合ってきた未来のホープ同士の話が清々しい。トップ選手になるための課題が盛り沢山でそれに一生懸命取り組んでいるよう。
これ読んで2020年の全日本選手権と2023年四大陸選手権の動画を見比べると、才能溢れる粗削りな若手選手がどのように伸びて行ったのかがわかる。数年間にわたって選手の成長過程を見守るという楽しみもあるのがフィギュアスケート。
佐藤駿選手
@全日本選手権2020
冒頭の4Lzが3Lz抜けてしまったけど、ジャンプが魅力的。
@四大陸選手権2023
きれいな4Lz!!
三浦佳生選手
@全日本選手権2020
4Sが抜けて2Sになった直後に4S成功。今シーズンでも見せたメンタルの強さが出ている。
@四大陸選手権2023
ジャンプだけじゃないところも見せて優勝。
今後は体を柔らかくしてスピンを磨きたいんだとか。
来シーズンは鍵山優真選手も戻ってくるだろうから、彼ら3人がどこまで伸びていくのかが楽しみ。