しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ロシア国立ボリショイ・バレエ「白鳥の湖」@イズミティ21大ホール


3.11ライヴのチケットを藤崎のチケットセンターで取り損ねて、このままでは帰れない!とチケットセンターのチラシやポスターを見ていたら、この公演に心惹かれて、つい久しぶりの高額チケット(B席18000円)を衝動買い。

どうせだったら奮発してS席で観てもよかったかな?というぐらい素晴らしかった。あとからじわじわと仙台でロシアバレエが観られる機会があることの貴重さを感じてB席にしたのを後悔。席は1階最後列に近かったのでオペラグラスなしはちょっともったいなかったなぁ。


ボリショイバレエ団は聞いたことがあるかな?ぐらいでしたが、有名なチャイコフスキーの「白鳥の湖」のバレエを見るならロシアのバレエ団で観てみたい、と思っていたところ。期待以上。思い切ってチケット買ってよかった。
クラシックバレエの代表作なので、有名なシーンはなんとなく見たことがあるけれど、手足の先の先まで意識された踊りは非常に優雅で洗練されていて見ごたえがありました。
そして、古典であってもその演出は今の時代を意識したもので、常に新しく創造されていく舞台芸術としての魅力を存分に堪能できました。

オーケストラはボリショイ劇場管弦楽団
音色が厚みがあって柔らかくて素晴らしかった。
劇場付きのオーケストラなので、バレエの引き立て役として踊りと息の合った演奏がよかった。

舞台装置・衣装も、古典だけれどもその中にも新しさが見えていて、興味深いもの。

この日はバレエを習っているのかな?と思われる着飾った小学生ぐらいのお子様たちが沢山観に来ていました。彼ら彼女らはどう感じたのか。今すぐ影響されたということはないかもしれないけど後でじわじわとくるのでは?10年後ぐらいに聞いてみたいですね。