ハモ騒動~The Gospellers Covers~(初回生産限定盤)(DVD付)
- アーティスト: ゴスペラーズ
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: CD
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ゴスとスピッツってなんかつながりあったっけ?
先行シングルが
- アーティスト: ゴスペラーズ
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2013/08/28
- メディア: CD
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ミリオンヒットが当たり前だった,音楽業界が今思うと不思議なくらい「ギラギラ」してたあの頃をなぞるだけのカバーアルバムが,ここ数年,辟易するぐらい出ていたから。
いくら今CDが売れなくなったからって,あの頃CD買い込んでいた層だけをターゲットにした安直なカバーアルバム出したりしないよね・・・と。
ふたを開けたら,ライトな層に「ロビンソン」をアピールして,アルバムでゴスらしいディープな世界に引きずり込むという作戦だったようで。
よく聴くと彼らなりの「カバー」に対する矜持が随所に見られる。
一筋縄でいかない。
1 猫騒動(コロムビア・アイキー・コルテット)
ライト層にはいきなりスキップされそう(苦笑)。
というか,気になさらずどうぞスキップしてくださいませ(笑)。
こういうのを真剣にやってしまうのも彼らなので。
日本最古のアカペラ曲って,遊び心満載だったのね。
2 やさしさに包まれたなら(荒井由実)
「猫騒動」を聴いた後に,これを聴くと,あら不思議。
宮崎アニメ映画「魔女の宅急便」の黒猫ジジが,魔女のキキと一緒に空を飛んでいる姿が見える。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2001/06/08
- メディア: DVD
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3 ロビンソン(スピッツ)
ソウルミュージックの影響を受けたゴス,というイメージからすると意外な選曲。
繊細さを前面に出したアレンジ。昔ならここまで柔らかさは出なかっただろうな・・・と思うと重ねたキャリアの厚さを感じる。
でも,ゴスらしくないアレンジだから,あんまりときめかないのだなぁ・・・
4 Heartbeats(JIVE)
「JIVE」はゴスがデビュー前からお世話になっていた先輩コーラスグループ。
初めて知りましたが,CMでは400作品以上が起用されているそうなので,絶対耳にしているはず。
「Heartbeats」は,じわじわと染み込むような名曲。オリジナルを聴きたくなったんですが,入手は難しそうですねぇ。こういう隠れた名曲のカバーはいい。
5 Just The Way You Are(Bruno Mars)
すっかり新譜をフォローできなくなってしまったので,最近はこういう曲がはやっているのねぇ・・・と。
6 Love Train(The O'jays)
ソウルミュージックのカバーは絶対入るよね。
7 太陽の5人(The Four Seasons 原題:Workin' My Way Back To You)
「ロビンソン」とダブルA面(って今も言うのか?)扱いで先行シングルに収録。
本来のゴスらしさたっぷりのカバー曲。
どんな振付けをしてライヴで見せてくれるのが楽しみだぁ。
8 真赤な太陽(美空ひばり)
デビュー当時からゴスがカバーしていたこの名曲はもちろん入るよね。
9 TIME STOP(米米CLUB)
米米の曲をセレクトするのって団塊ジュニア世代だからだよね。中高生のときに聞いた音楽って,オトナになっても心のどこかに残っている。
バックはオリジナルのメンバーによるもの。
オリジナルはこちら
10 ROCKIN' & CRYIN' THE BLUES(The Five Keys)
アルバム「FIVE KEYS」の隠しトラックとして入っていたこの曲のカバーが日の目を見ることになるとは・・・
12 Thank You(Boyz II Men)
真っ赤な太陽が入るなら,こちらも入らないとね。
かなりオリジナルに近いアレンジで,ちょっと意外。
ラストの閉め方はライヴを意識しててライヴで聴けるのが楽しみ。
デビュー当時からかなり歌いこなしている曲だけに,かなり力入ってレコーディングしているのがわかるなぁ。
13 夢伝説(スターダスト☆レビュー)
根本氏曰く「足を向けて眠れない」というスタレビにとっても大事な代表曲。
そんな曲をセレクトし,バンドだけどライヴでは素晴らしいアカペラも見せるスタレビと,アカペラでカバー&コラボというのがゴスらしい。
16人によるアカペラアレンジは壮大。ライヴでは再現できないっていうけれど,どうするんだろ?