しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

「すべての悲しみにさよならするため」KAN with Bank Band LIVE


何度か再生して観ているライヴ映像。
ライヴ演奏の良さが出ているから好きなんだけど,何より曲がいい。
KAN氏って,どんなに年に重ねても,メロディも歌詞も清々しいくらい真っ直ぐだよなぁ・・・
だから,心の真ん中に入ってきて,胸が痛くなってしまったり・・・


最近ライヴを観てみたいと思うようになってるKAN氏。
歌詞が心に染み込むように入ってくるんだよね。

なのに,大真面目な「ギャグ」(死語)としかいいようのないステージパフォーマンス。
その独特のユーモアが,真っ直ぐな曲を聴く人の緊張感をほぐし,心に受け入れる余裕を生み出す。
だから,長くファンに愛されるのかもしれません。


KAN氏の描く男性像って,自分の情けないところを包み隠さず,自分の弱さを受け入れている,でも,大切な人には精一杯誠実に向き合う,というイメージ。

愛は勝つ」がブレイクしたとき,私は高校生だった。
当時はKAN氏の曲って優しいけど,頼りないなよなよした男性ばかりが出てくるなぁ・・・と思ってた。

あれから○年が経ち。
自分の足りないものや自分の弱さをわかっているけど,大切な人をしっかり愛せる人は,実はオトナな男性かも・・・と最近感じる今日この頃なのでした。