しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

Matt Bianco 「Whose Side Are You on」

Whose Side Are You on

Whose Side Are You on

BASIAがソロになる前に参加していた,UKのポップスグループがMatt Bianco
80年代に流行ったファンクとラテンの融合サウンド=ファンカラティーナを軸に、ダンサブル&ファンキーなサウンドが特徴的なグループ。今でも活動中ですが,メンバー構成に変遷があって,今はマーク・ライリー個人のバンドユニット名となっているようです。
日産のティアナのCMで彼らのサウンドは聴いたことがある人は多いはず。


そんな彼らの1984年発売のデビューアルバム。

収録曲

1. Whose Side Are You On?

邦題「探偵物語」。PVは英国調。ちょこっと見え隠れするお笑いセンスもUKです。

コーラスしているのがBASIA。若いなぁ。

2. More Than I Can Bear

水平線に沈む夕日を眺めながらドライブをしてみたい曲

3. No No Never

80年代の日本のムード歌謡のような哀愁漂う曲調&リフレインするバックコーラスライン。日本人の私が聞いて懐かしさを感じるのも変な感じ。もしかして,ヨーロッパで当時流行っていた曲調なのかなぁ?

4. Half A Minute


サルサやサンバといった対極的なラテン音楽の要素を上手く混ぜ込んだ曲。
ソロになってからも,BASIAが好んで歌っていたらしい。BASIAのソロから聴きはじめたワタクシにはとても入りやすい曲。


PVが楽しい〜いかにも屋内のスタジオのセットをバックに撮りましたという安上がり感と,楽しそうな3人の対照的な図に既視感が・・・
何と似ているんだろう?と,記憶を辿っていったら,ドリフ大爆笑(TBSの生中継の方ではなくてスタジオ撮りしていた方)のコント場面だったいう_| ̄|○
共通点は同時代っていうことと,スタジオ撮影っていう2つしかないのに〜
まぁ,80年代って雰囲気が出ている映像ってことで(逃っ)。

5. Matts Mood

尖ったラテンサウンドがかっこいいっ!

6. Get Out Of Your Lazy Bed


デビュー曲にして,イギリスチャート初登場15位でヨーロッパでもヒット。
ノリノリで陽気に踊りながら聴くのが楽しい。

7. It's Getting Late

BASIAがメインボーカル。声が若いなぁ。

8. Sneaking Out The Back Door

ドライブにぴったりのサウンド

9. Riding With The Wind

渋いラテンサウンド

10. Matts Mood II

サンバのリズムとシンセという組み合わせが新鮮。

コメント

30年後に聴いてもサウンドがそんなに古く感じないんですよねぇ。
デビューアルバムなので,こなれてない,背伸びした若さもちょこちょこ見えるんですが,その若さも楽しめます。
夏のドライブのお伴に最適。