しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

巨大津波が襲った3・11大震災―発生から10日間の記録 緊急出版特別報道写真集

本日ようやく購入。
震災関連本が売上ランキング上位に占めている仙台では,書店に入るとまず目に入るのが震災写真集コーナー。
今まではそのコーナーを避けて通り過ぎていたけれど,ようやくこういう本を手に取る気持ちになれた。


この類の報道写真集は各新聞・雑誌社から出版されているものの,地元をよく知っている東北ブロック紙のカメラマンならではのアングルに期待して,これをセレクト。
手にしたのは6月26日出版の第9刷版。
4月8日に第1刷が出版されており,5月16日の時点で第8刷40万部売れているよう。
創刊110年を超える地元紙に対する信頼が高い証かも。


全国ブロックの新聞社から出版されている写真集は見ていないが,震災後の報道スタイルがセンセーショナルだったので,手にする気にならない。


宮古市職員が撮影した,黒く盛り上がった津波が車を押し倒しながら進む写真が一番印象的で。

(↑で表紙となっている写真と同じものかと)


撮影場所と状況を端的に説明した文章と写真というシンプルな構成が,見る者にいろいろ考えさせる。


よく知っている場所を写しているはずなのに,在りし日の面影を見出し難い写真に心が痛みつつ,これらの写真と自分が目にした今の様子を比べれば,着実に前に進んでいることも実感できるわけで。