しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

Aretha Franklin「I Never Loved a Man the Way I Love You」

I NEVER LOVED A MAN

I NEVER LOVED A MAN

1967年の作品。
コロンビアレコードからアトランティックレコードに移籍しての第1作。
収録曲「Respect」が大ヒットして,それから67年から74年まで8年間グラミー賞の女性R&B部門を連続獲得するという記録を残した(驚)。


そんなポイントとなるアルバムということを知らずに,4曲目「Soul Serenade」目当てでget。


ゴスペラーズの2000年ツアーのラスト,5人がステージ中央の階段を登っていき,お客さんに挨拶して階段の先にある大きな窓のセットの向こうへ去る場面で流れてきたのが*1,このアレサの「Soul Serenade」。
あのライブがとても印象的だったのは,最後にこのしっとりとしたソウルナンバーで締めくくられたからではないかなぁ・・・なんて思うこともあって。
あのとき流れていたのは,レコード盤の音源だったのかも。


ゴスの村上&黒沢両氏が選曲・監修している(現在絶版らしいけど)

ミート・ザ・ゴスペル

ミート・ザ・ゴスペル

で,アレサが14歳のときに教会で歌ったときの音源がラストに収録されているんだけど,とんでもなく巧いんですわ・・・
「つまり歌は努力ではない。才能だということですよ(爆笑)」
という村上氏の言葉でこのアルバムの座談会は〆られていて。
それを言っちゃぁおしまいよ・・・


63歳の今でも,メアリー・J・ブライジらの若手に尊敬され,彼女らとコラボレーションしたり,新譜を出したりと存在感があるし,精力的に活動している彼女。
まだ彼女の歌は聞き込んでないだけに,ちょこちょことCDを買っていこうかなぁ・・・と。

*1:アルバム「Soul Serenade」を引っさげてのツアーだったので,それに引っ掛けて選曲したのかと。