しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

鈴木雅之「Evony & Ivory」

Ebony&Ivory

Ebony&Ivory

今年でデビュー25周年を迎えるマーチンさん。
先日の仙台公演は体調不良により延期されたけど,みなとみらいのイベントには出ていたようなので,回復されたんでしょうか?
延期公演日がお盆の真っ只中のため,ライブは断念したけどやっぱり一回は生で聴いてみたいなぁ。あのこゆいヴォーカルを(笑)。

前作「Shh・・・」Shh…が今脂が乗り切っている作家陣を揃えた意欲作という感じでアタシ的なツボ曲(ビートが利いている曲)満載。
今作は25年間の集大成という感じでマーチンさんゆかりの人が多く関わっていて,今までのイメージ,大人向けの王道ラブバラードが多いかなぁ。
どんな曲を歌ってもマーチンさんになってしまうのはさすがシンガー。
「Evony & Ivory」よりは「Shh・・・」が好きかなぁ,今のところは。

#2 その愛のもとに(With Your Love)(作詞:安岡 優、作曲:黒沢薫妹尾武、編曲:中野雅仁)

何気に妹尾ちゃん大活躍なのです。2曲もクレジットに載っているんで。
編曲の中野さん,平井堅の「楽園」の作曲してるらしく・・・
やっぱり黒沢氏の作る曲はポップなんだよなぁ。村上氏に比べると。

#5 Ebony & Ivory(作詞:松井五郎、作曲:村上てつや妹尾武、編曲:K-Muto)

サックスがかっこいぃ〜!アレンジはK-Muto節全開だなぁ〜
ゴスペラーズの「告白」「Reflection」が好きならこの曲もツボのはず。
村上リーダーのコーラスを聴いているとマーチンさんとの真っ向からのリーダー対決を聴いてみたくなるなぁ。

#6 最後のレビュー(作詞・作曲・編曲:角松敏生

マーチンさんのゴッドお姉さま,鈴木聖美さんとのデュエット曲。
姉弟そろって歌がうまいのはうらやましいなぁ。
角松さんの曲,久々に聴いたなぁ。

#8 Body TALK(作詞:松井五郎、作曲:Char、編曲:有賀啓雄

ギターがないているぅ〜って思ったらCharさんですか。
マーチンさん歌うロックって艶っぽい。

#11 Passage of Time(作詞:松井五郎、作曲:井上大輔、編曲:大野宏明)

井上大輔さん(「ランナウェイ」の作曲者)の「Passage of Time」は、2000年に亡くなった彼の遺作を蘇らせたナンバー。
桑野信義、佐藤善雄両氏という元シャネルズ,元ラッツ&スターのメンバーも参加。
佐藤さんのベースボーカルって音圧あるなぁ。

#12 君を抱いて眠りたい(作詞:松井五郎、作曲:UZA、編曲:大野宏明)

君を抱いて眠りたい
シングル曲。これぞ,マーチンさんのラブバラードという曲。


最後にオフィシャルサイトからこのアルバムについての記事で気になったこと。

 25周年という節目の年、記念すべき"表彰台"に向かって、様々なプロジェクトが予定されました。そのひとつには、グループでデビューしたというアイデンティティをファンと共有したいという想いから、ラッツ&スターの再集結も含まれていた、と聞いています。ご存知の通り、残念ながら、そのプロジェクトは今はかなわない夢となりました。リーダー・鈴木雅之にとっての痛みは、他人の想像を遙かに超えていると思います。


だよね・・・国際フォーラムでの去年のゴスのライブで共演したときもマーチンさん,「彼」の再起不能をほぼ決定付けてしまった「あの事件」のことを残念がっていたらしく。
「夢・音楽くらぶ」でゴスと共演して「グループっていいねぇ。」って言っていたし・・・
どのくらい無念だったんだろうと思ってしまった・・・
そういう話を知るにつれ,みなとみらいSpecial Liveでのマーチンさん&村上氏&酒井氏のパフォーマンスに込められた思いというのもちょっと考えてしまうわけで。