しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

二枚目

二枚目

二枚目

セカンドアルバムという意味とナイスガイという意味のダブルミーニングで「二枚目」。
なのに肝心の本人たちのルックスは・・・(自粛)なためなのか?ジャケ写がピンぼけしております。
ここら辺にもにゴスの「謎のお笑いセンス」が見え隠れしたりして・・・身を捨ててこそ浮かぶ瀬あり?

アルバムの中身はなかなかでして。今聴いても新鮮に思える、個性的なゴスらしい名(迷?)曲が揃っていたりする。
大学のサークル出身らしいセンスが出ていてそのままの路線に行ったらそれはそれで面白かったかもねぇ。ってたぶんマイナー路線になってしまったんだろうけど。
評価は曲のレベルだけだったら残念ながら★2つぐらいか。ただ高い志を持ったチャレンジ精神を買えば★3つ。

イントロ’96

よぉ〜く注意して会話の部分を聞くと当時学生だったゴスの日常が語られたりして・・・(笑)
ゴスマニアには長年の謎の人物である「日野」氏について触れられていたりして。
どーも日野氏はフィクションでもあり実在の人物でもあるようで・・・謎だ。

ゴスペラーズ

初期ゴスぺラーズの代表曲。
これでまずメンバーを覚えろ!というゴス初心者向けに最適の曲。
「G10」収録は当然。というかこの曲知らずしてゴスマニアと名乗るなかれ。
歌詞が若い!インターネットベースマン、ヤングライオンという言葉が眩しいなぁ・・・

Atlas

G10収録されることが決まるまでこんなに人気がある曲だと思わなかったなぁ。
でも初期ゴスの名曲だよ確かに。
酒井氏のマニアックな趣味と田辺氏のポップな作風がうまく若きゴスのイメージにあっていていいんだなぁ。
そして、ここでも山田ひろし氏が作詞。
ゴスのボーカルテクニックがまだ拙いところも今となってはそれはそれで味がある、ってこと・・・なのかなぁ。
高音が出ききっていなところが特に。今は楽々出るんだろうけど、どうしても高音部分でドキドキ>酒井氏

Two-way Street

シングル曲ということもあってポップ度全開。
トラックが凝っていてけっこうソリッド。歌詞もちょっと理屈っぽく青いなぁ〜と。若さゆえの迷いなんかが出ております。

Sparklin'

ハイトーン黒沢が炸裂!スピード感、そして飛行機がぐーんと地上から飛び立ってときのわくわくするような躍動感あり。
ゴスには珍しく表打ちリズムのポップスロック。
黒沢が尊敬して止まない山下達郎の「Sparkle」からインスパイアされた曲だったような気がしたけど・・・
ソラ耳なのかもしれないけど、聴いたことあるような気がしたのだが、はてどこで聴いたんじゃ?

Soul Man

一転してサム&デイヴの名曲のカバー。
オリジナルと比べて聴くとオリジナルがすごくゆったりしている。
ゴスver.はスピード感が。そのアレンジが若い女性に受けたんだろうね。

お笑いゴスペラーズ劇場はじまりはじまりぃ。
最後の北山氏の「大丈夫」に対して他のメンバーからの様々なツッコミがツボ。
「桜の枝を折ったのは私です。」
「いかん、すべての関節をキメられてしまった。」⬅︎キン肉まんネタ?
という酒井氏のお笑いセンスに酒井雄二ショーの原点を見た気が(笑)。

あ、ベースボーカルがリードをとるという、ボーカルグループとしてチャレンジ的な形態だっていうところもお忘れなく。

今日が終わる前に

前の曲でお笑いの世界へ連れて行ったあとに、一転「ハーモニーって素敵ね☆」的な世界へ。
この深いギャップをどのように埋めろというのだ・・・と思うゴス初心者がいたりして(ってアタシだ。)

カレンダー

若さたっぷりの躍動感溢れる曲。意外と人気あります。
Atlasよりも人気あると思ったのにG10には収録されず、残念。結構メジャー感あるのになぁ。
どっかで聴いたことがあると思ったんだけど、どこで聴いたんだろう?

それでも恋はやってくる

アイドルヤスしか歌えない曲。安岡氏にはこういうポップな曲似合うんだよなぁ。

fairwind

狙っているところはいいんだけど、曲の出来としてはちょっとインパクトに欠けるかなぁ。
このゆったりしたリズム感って酒井氏好きだよねぇ。結構好きな方なんですが。

SMILE

ゴスには珍しいブルース調の曲。北山氏のベースボーカルがカッコいい。
こんなところにブラックミュージック好きな見え隠れしていたりするんだけど。
今歌ってもカッコいいと思うんだけど。こういうソリッドな感じが好きなので。