**ちょっとしたぼやき
Boyz II Menときたら,Babyface→他のBabyfaceプロデュースのアーティスト(例えばToni Braxtonとか)とつながるのもありだよなぁ・・・と思いつつ,Babyfaceはあまり知らないので,Boyz II Menで行き止まりです(涙)。
こんな困ったときは,ゴス頼み(苦笑)。
Boyz II Men→New Edition→Johnny Gillと遡って,Johnny Gill大好き,「My My My」をラジオ番組フィールン・ソウルで歌いまくっていた,ゴスペラーズ黒沢薫氏登場。
今回は,notゴスマニア*1さんによるソロアルバムレビューをご紹介。
ちなみにワタクシのちょっとしたレビューはこちら
「ゆういち」さんご紹介
まずは、レビューを書かれた「ゆういち」さんをご紹介。
アンテナにも入れていますが,http://www.h7.dion.ne.jp/~musiclab/の管理人さん。
HPのレビューで取り上げられる邦楽アーティストはジャンルが広く,レビュー数もかなりの数。
ご自身はロック系がお好みのようです(と言ってもいろいろなジャンルがあるのに,「ロック」とひとくくりにするのもあまりにも大雑把ですが・・・)。
ゴスペラーズに関しては,「Vol.4」から最新作「G10」までレビューされていて(驚),それぞれになるほどぉ〜と思うところが。
目を引かれたのが,「G10」のレビューで
「BOO」とか実は結構好きなんですよね。あれはファンの中では「なかったこと」になっているのかもしれないけど(笑)。
とあったこと。
今でも,ありっ!ですよ。>ゆういちさん
あの曲は,ゴス本人たちにとっても,ファンにとってもネタとして外せないですよね?(笑)。>ゴスマニアの皆さま
今年のG10ツアーでも,「BOO〜」のイントロやってましたし,G10の投票のときに,リーダー村上氏が「『BOO〜』が入ったりして・・・(笑)」なんて言ってたし。
- アーティスト:ゴスペラーズ
- 発売日: 1998/06/20
- メディア: CD
まぁ,それはともかく・・・
ゆういちさんのレビューは,理路整然、でも、とても音楽に対する深い愛情をお持ちで、たまには、厳しくダメ出しもされるので,好きでたびたびチェックしていたのですが、このたび黒沢氏のソロアルバムのレビューまでフォローされていたので、ご本人のお許しをいただいてこちらでご紹介。
ゆういちさん的「Love Anthem」レビュー
(全文はトップページからトップページの左側のMENU→REVIEW(LOG)にあります)
うーん、本作、正直、評価としては難しいなぁ、と感じました。というのも、基本路線は完全にゴスペラーズと一緒なんですよね。ボーカルの美しさを前面に押し出した楽曲で、どれもさわやかな雰囲気のR&Bばかり。はっきりいえば、ゴスペラーズとの違いがあまり感じられませんでした。
・・・むぅ〜そうですか・・・やっぱり,そう言われてしまうかぁ・・・という感じです。
ブレイク後のゴスのシングル曲でいえば,「ミモザ」「誓い」は黒沢氏作曲。
ポップなR&Bテイストの美メロバラードという感じ。
これに加えて,ゴスの最初のヒット曲が黒沢氏リードの「永遠に」(作曲は,妹尾武氏)。
このあたりから,「ゴスペラーズ=バラード歌い」「リードボーカル=声の高い背の低いちょっとかっこいい人(=黒沢氏のこと)」というイメージができたんでしょう。
とすれば,「表向き」のグループイメージ*2の中心にいる黒沢氏がソロで活動しても,「違いはあまりない」と思われるのは,当然かも。
なかなか痛いご指摘です*3。
ただ,
しかし、そこらへん(注 これじゃゴスペラーズでも変わらないということ)に彼が無自覚であったかというとそういう訳でもなく、女性ボーカリストとのデゥエットを入れてくるなど、ゴスペラーズでは出来ないようなことをちょっと入れてきたりして、彼自身、どうにかゴスペラーズとソロとの違いを追及しようとしている部分も見受けられます。
よくお聴きになってます。
本人も「ゴスペラーズ」ではできないこととして,夏川りみさんとのデュエットや,SOY SOULをfeaturingしたことを挙げてました。
デュエットというのは,ソロならではの新鮮さがあってよかったかと。
さて,黒沢氏のソロ活動。これで終わるか,第2弾が出るか・・・。
ゴスとの違いを出すのは,難しそうですが。
ゆういちさんのレビューを読んでから,思ったこと。
それは,ゴスペラーズとの違いを出せそうなリーダー村上氏のソロシングル曲*4を聴いてみたいなぁ〜と。
たぶん,めちゃくちゃマニアックな,濃ゆいソウルテイストたっぷりの曲を聴かせてくれると思うんですけどね(期待)。ビジュアル的にハードルが高いのかなぁ・・・(←失礼)
お次は,黒沢氏が尊敬してやまない山下達郎