G10に収録された曲はないというアルバム。なんでやねん、と悔しがる古いファンもいるんだけどねぇ。
でも、「Love Notes」にこのアルバムからは「FIVE KEYS」と最多タイの3曲収録されているので、それでG10に入る曲はなかったということなんだろうけど。
全体的には今から見ると、
かなり肩に力はいっている(モリモリ)
ように見えます、はい。
売れてやるぅ!っていう気合がよぉ〜く見えます。鼻息荒いぞぉ(笑)。でも空回りしてるかも・・・(合掌)
この当時は日本の「ポップスシーン」で売れてやる!っていう意識が強く見える。
自分たちの好きなブラックミュージックっぽい音はほとんど見えず。
思うような結果が出ず、迷走しているようにも。
星空の5人〜WE HAVE TO BE A STAR〜
酒井氏の声withエフェクターのイントロで始まるアカペラライブではおなじみの曲。
ただ〜し、他のアカペラ曲よりもインパクトは小さいかなぁ・・・
「♪狙って狙って狙ってスターの座を狙って」意識しとりますのぉ。
村上氏がファルセット&語りを入れていたりして志は高いんだけど。
スプーン
隠喩だらけのよ〜く考えるととっても大人なことを歌っている歌詞・・・らしい。でもそれって伝わらないマニアさが・・・
北山氏作曲ってちょっと信じられないくらいポップだ。
ウルフ
イントロのアカペラのかっこよさと本編のどポップスさと歌詞の野性味、そしてPVの垢抜けなさのコントラストをどのように受け止めたらいいんだか・・・と戸惑ってた。
これをかっこいい!という思うにはちょっと頭の中で操作(=ゴスマニア化)がいるよなぁ〜
イントロのアカペラに合うクールな本編が作られていたらいい曲になったのになぁ・・・Aメロでずっこけちゃった・・・
MO'BEAT
気合ばりばりっ!歌詞に若さ故の青臭さが充満。歌い方も鋭く男っぽく。
当時でなければでない若さあふれる緊張感が懐かしい。
参宮橋
村上氏がファルセットでのリードに挑戦した非常に変態な(笑)曲。
これと比べると今は色気が出るようになったよなぁ。
この曲の、ヘリウムを飲んだ人が歌っているんかぃ?っていう感じもするのと比べれば今は段違い。
ライブでは1オクターブ下に下げて歌うフレーズがあるが、その方がいいんだなぁ。
t.4.2.〜LN収録
NO MORE TEARS〜LN収録
JOIN 2 JOYS
これまたポップだ。曲としての出来はイマイチ。歌詞もう〜ん。
売れないアーティストの曲っていう感じたっぷり(合掌)。狙いすぎなのか?
A DREAM GOES ON FOREVER
トッド・ラングレンの曲のカバー。選曲に酒井氏のセンスが光っております。
酒井氏の英語ってほんと綺麗な発音だよなぁ。
待ちきれない
ゴス曲で一番最初にカラオケに入った曲。残念ながらボーカルグループの魅力が生かせない曲。
c/wである超名曲「AIR MAIL」だけを目当てにこのシングルを買ったってぐらい、個人的にはあまり…な曲。
村上氏のボーカルは悪くないんだけどね。
GOD BLESS YOU
男の身勝手全開。あのとき安岡氏がアイドルキャラだったからこそこんな歌詞を歌っても許してあげるぅ〜っていう感じ。
まさしく、「若かりしあのときしか歌えない曲」。
「♪君のために 最期に出来るのは ちゃんと 終わりにするコトさ」に思い当たる節があり、イタタタタ・・・またしても山田ひろし氏にやられたよぉ。
カーテンコール
CDでの位置を選ぶ曲。絶対最後しかありえない。おやすみなさぁ〜い。