しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

「ファンの集い 2002」@Zepp Sendai

やっぱりいい意味で変わらないわっ!

セットリスト

00 ビデオ上映

「星屑の街」のTVCM(?)


「LOVE NOTES」のTVCM
〜女性が家で「永遠に」を聞いているver.
〜街中で「Promise」が流れてくるver.
〜ボーリング場で「ひとり」が流れてくるver.←妙な違和感


「約束の季節」「誓い」のPV


「FRENZY」予告のTVCM
「はだかのゴス〜乱れたらゴスのせい」
黒沢氏:「奏でる」>ポーカーフェイス
酒井氏:「刻む」>Get me on
安岡氏:「紡ぐ」>DAWN〜夜明け〜
北山氏:「探る」>約束の季節
村上氏:組み立てる>FRENZY


「Get me on」「エスコート」「星屑の街」のPV

PVの北山氏のピンショットの度に黄色い歓声が(驚)。
最近のゴス人気を支えているのは,キタヤマニアであることを肌で実感。

01:いろは

カツゼツがよくないと難しい曲。とても細部にこだわった作り。
酒井氏作曲かな?という予想当たる。

02:Soul Man

曲歌い終わり,いつもの「会場のみなさ〜ま」的なしゃべり歌いのときに事件発生!
村上氏,会場名を思わず


Zepp 『さ』


と言いかける。
ゴスマニア@仙台の皆さま「あ〜〜〜〜〜」とブーイング。
とすかさず,安岡氏がマジ顔(そんな表情初めて見た)ですかさず


Zepp Sendai〜♪


とナイスフォロー。
「♪リーダー思いのメンバー〜」と歌ってなんとか立ち直った村上氏。
すかさず,「今日のテーマは『メンバー思い』ということで,『他己紹介』です。」 
←転んでもただでは起きぬ。

でも,あとのMCで「ぜっぷ・さっぽろ」と言い切ってしまい,大ブーイングを受け,サングラスを外して謝ることになっちゃったんですけどね。

MC(他己紹介

村上氏→黒沢氏,黒沢氏→酒井氏,酒井氏→安岡氏,安岡氏→北山氏,北山氏→村上氏の順序で

酒井氏→安岡氏編
酒井氏がかぜで寝込んでいたときに,安岡氏がおかゆを作って持ってきてくれたとのエピソードが。しかし,
「そのときのどんぶり返してません。」by酒井氏

03:Betcha by Golly,Wow
04:A Dream Goes On Forever

MC(曲紹介〜by 安岡氏)

05:Moon glows(on you )

ラヴラヴスウィートな安岡氏っぽい曲。でも,好きだなぁ。こういう曲。

MC(曲紹介〜by 村上氏)

06:I miss you

思わず,目を閉じて聴いてしまいました・・・
だって,村上氏のファルセットって見てると食われそうなので(爆)。
をとめチックな曲。

MC(曲紹介〜by 黒沢氏)

07:潮騒

サビが印象的。ひたすら爽やか。
スカッと爽快!っていうキャッチフレーズが合う。
黒沢氏の突き抜けるハイトーンにも合う。

緊急特別企画(ビデオ上映+コメント)

・1996年原宿RUIDO
 〜安岡氏緊急入院,4人のゴス+入院中の安岡氏の合成映像
 ← ひたすらヤングな安岡氏。かわいい〜!!
・1999年原宿RUIDO
  〜北山氏初眼鏡
 ← 振り付けが少年隊っぽいなぁ〜
・?年?
 ゴスの前座がプレスリー!?
  vo.:黒沢氏,g:安岡氏,B:北山氏,p:酒井氏,D:村上氏 
← 無謀な挑戦(爆)。黒沢氏の細かなこだわりと,必死すぎるバックの他メンバーのコントラストをお楽しみください(笑)
・ アカペラ学園 
← 画像の悪さが救い(爆)。
怪しげな演技と唐突な曲の入り方にかなりお客は固まっていたに違いないと思われ…(苦笑)
ただ,これがアカペラツアーの原点であることには違いないわけで… 

いやぁ〜観ているファンも恥ずかしい,秘蔵映像というより極秘にしたい映像満載な上映会。
過去を否定しないという村上氏の言葉に偽りなし。
しかぁ〜し,コアなファンには受けただろうけど,最近のライトなファンにはどう映ったのやら(心配)。
ゴスのエンターテイメントの原型はこういうところにあったのねっ!

08:こういう曲調好き
09:UPPER CUTS 9502
10:終わらない世界
11:真っ赤な太陽(なりきり)
12:Gospellers' Theme

 MC

13:星屑の街
アンコール
E1:Tiger Rag

集い@仙台の印象

「バンドツアーライブがいかに演出を考えて構成されているのか」ということを感じまして。
MCもアドリブの部分もあるけど,かなり計算されているよう。
集いでは,構成が崩れることもいとわず,というか,相手がゴスマニアというファンだけという安心感もあってなのか,暴走しまくり。
特に仙台では,酒井氏の活躍ぶり&黒沢氏のもう2度と観れないのではないか!(爆)というほどのMCの冴えっぷりが目立ちまして。
村上氏が会場名間違えたからこそ,何かが吹っ切れ…?何かが降りてきたのか…壊れっぱなしの5人。



ツアーはどんなに親しみやすそうに思っても一見さんも観にくるといういうことで緊張感があるドレスアップ&勝負モード。
集いは普段着モード,アットホームなのかなぁ〜と。


笑撃映像にはしてやられましたっ!
こういうことができるのは,現在の自分たちに自信を持っているからなんだと思う。
最初は注目されることが大事…ということで,お笑い芸人路線も必要だったかもしれないけどその見極めを間違えていたら…かなり中途半端になっていただろうし。
「熱帯夜」「FIVE KEYS」あたりからの路線変更は正解ですねぇ。


でも,こんな過去があるからこそ,歌だけではないライヴの見せ方があるんだよね。
最近は封印されがちだけど,ゴスも相変わらずこういうのも好きなんだなぁ…と。
ちょっとゴスとの距離を感じ始めていた私には久しぶりの新鮮な衝撃。


売れてしまった以上,しかも売れることを彼ら自身が望んでいた以上,なかなか普段着モードのゴスに会えないことは仕方ないようね…


音楽的にもっともっとレベルアップしてくれることを期待して。