しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

グランプリファイナル2023@北京 男子シングルSP

いよいよシーズン前半戦の最大イベント,グランプリファイナル開幕。
今年の男子シングルは300点超え4人が参戦という史上最高レベルの戦いが繰り広げられそうでワクワクしかない。
そんな期待を裏切らないSPの結果がこちら
SP結果

順位 選手名 国名 TSS =TES PCS CO PR SK Ded.
1 Ilia MALININ USA 106.90 62.53 44.37 8.93 8.89 8.75 0.00
2 宇野昌磨 JPN 106.02 58.91 47.11 9.36 9.39 9.46 0.00
3 鍵山優真 JPN 103.72 58.09 45.63 9.07 9.00 9.25 0.00
4 三浦佳生 JPN 94.86 51.67 43.19 8.64 8.54 8.68 0.00
5 Kevin AYMOZ FRA 93.20 47.70 45.50 9.11 9.21 8.93 0.00
6 Adam SIAO HIM FA FRA 88.36 43.53 44.83 8.96 8.96 8.93 0.00

ケヴィン・エイモズ選手(フランス)

予定:4T 3A /3Lz3T
実施:4T3T美 3Aso /3Lz美
エイモズ選手にまた会えて嬉しい。前回の出場は4年前だとか。
冒頭の4T3Tがキレイに決まった!ジャンプ構成をグランプリ仕様にレベルを上げてる?
6分間練習見てて思ったんだけど,やっぱりスケーティングが美しい。
演技最後の満足気な表情は冒頭の連続ジャンプが決まったというのもあったかも。
今日のキスクラは穏やかな空気が流れ,点数が出たときのエイモズ選手の反応がちょっぴり可愛く,癒される。
よかったよかった。
いい笑顔🥰

宇野昌磨選手(日本)

予定:4F 4T3T /3A
実施:4F美 4T3T美 /3A美
2番滑走は珍しい。
フリップはNHK杯よりも空中にいる時間が長かったような。
NHK杯で物議を醸した回転不足騒動に「回転不足とは言わせないぞ」との意思が見えるようなジャンプの出来。
それでも,本人もランビ先生も「今回はベース」と言っているのでまだまだ進化しそう。全日本のSPでの進化がどうなっているのか楽しみ。
アイスショー・ワンピース効果なのか,今季の笑顔は今までと違う。

鍵山優真選手(日本)

予定:4S 4T3T /3A
実施:4S美美 4T3T美 /3A美
なんとなくNHK杯の方がよかったかな。でも調子は良さそう。
これならフリーも期待できそう。

三浦佳生選手(日本)

予定:4S3T 3A /4T
実施:4S堪 3A美 /4T3T美
前の3選手の素晴らしい演技で緊張したようで,硬さが見られるところもあったけどジャンプでは三浦選手らしさは出した。
三浦選手からリアルタイムで見たけど,単独4Sになったところを後半4T3Tでリカバリー。
後半4回転連続ジャンプのリカバリーができるのが三浦選手の強み。

イリア・マリニン選手(アメリカ)

予定:4T 4Lz3T /3A
実施:4A美 4Lz3T美 /3A美
冒頭に4Aキタぁ~😆やっぱり高いわぁ。そして美しい。4Lz3T、3Aも楽々決めていく。
史上初のSPでの4A。速報カウンターの□に❌印が表示され,「まさかのノーカン?」と解説も混乱。アクセルジャンプは1つまでのルールに抵触するのかどうかという話のようで。結局認定されてホッとする。

アダム・シャオ・イム・ファ選手(フランス)

予定:4Lz3T 3A /4T
実施:2Lz 3A美 /4T3T美
成功率が高かった冒頭4Lz3T➡まさかの単独2Lzという手痛い😫ジャンプミス
速報カウンターの一つ目の□に❌印(2Lzはノーカン)
GPS好調だったので優勝候補の一人だったけど,神々が次々と登場した最終滑走のプレッシャーなのか?
後半はジャンプのリカバリーもしてまとめたけど,SP88.36点でFSで挽回できるか??