しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

グランプリファイナル2022・男子シングル@トリノ

結果

優勝 宇野昌磨 合計304.46(SP99.99、FS204.47※自己ベスト)
2位 山本草太 合計274.35(SP94.86、FS179.49※自己ベスト)
3位 I.マリニン(アメリカ)合計271.94(SP80.10、FS191.84)
4位 佐藤駿 合計250.16(SP76.62、FS173.54)
5位 三浦佳生 合計245.74(SP87.07、FS158.67)
6位 D.グラスル(イタリア)合計244.97(SP80.40、FS164.57)

 

コメント

いやぁ、凄かった。見応え十分でした。

宇野昌磨選手を除いた5人が初出場。

フレッシュな顔ぶれでどんな感じかな?と思って最初の佐藤駿選手を見守る。

売りのジャンプがバンバン決まる素晴らしい滑り。

から始まってからの出る選手、出る選手が力を出し切った演技で魅せる。

ここぞの所で高い高い4回転半ジャンプを綺麗に見せつけたマリニン選手。

地元開催で大きな声援の中、新たに組み込んだ4回転を決めたグラスル選手。

三浦佳生選手は、会場の雰囲気に呑まれて実力を出し切れなかったかもしれないけど、最後の最後の4回転チャレンジ(転倒したけど)には未来が見えた気がして、一気に今後チェックしていこうと思う選手に浮上。

ようやく辿り着いたこの舞台でゆったりとノーミスで演技を終えた山本草太選手。

 

そして、最終滑走の宇野選手。

今年一番の出来でフィニッシュ。

 

宇野選手の初優勝について、ランビ先生の涙を流しながらコメントする姿がTwitterにupされていた。

すごく嬉しいです。ショートはとても良かったですが、今日のフリーは決して簡単ではなかったです。どの選手も素晴らしい滑りをしていたので私も少し緊張していましたし、彼も緊張していたかなと思います。

それでも氷に乗った彼の目を見たら力強い眼差しだったので私が力をもらいました。これで大丈夫だと思いましたし、ワクワクしました。トリノで素晴らしい思い出を作ってくれました。ショウマ、おめでとう!皆様の応援ありがとうございます。

ランビ先生がナーバスになっていたとは意外。

今まではランビ先生が宇野選手を鼓舞するシーンが多かった気がするのに、選手の方が冷静に堂々としていて、ランビ先生の方がナーバスになってたという関係性の変化に、宇野選手の精神的な成長が見えるようで、興味深い。

 

えっ⁉️

試合後の記者会見で「元世界王者であるステファン・ランビエルコーチの現役時代の演技でお気に入りはありますか?」との質問が。

トリノ五輪で銀メダルを獲得したときの「四季」という答えを期待しての質問とも思われるが、彼の教え子は斜め上の答え。

「ほんとに申し訳ないことなんですけれども、ステファンがなんのプログラムやっていたのか分からないです。一緒に振り付けをしている時や、同じアイスショーに出た時に『この人、こんなにうまかったんだ』と思い始めて。『このプログラムが(お気に入り)』というのは、正直ないです…」

いやいやいや、そんなことってあるの?名プログラム結構あるんだけどなぁ…と思ったフィギュアファン多数。

ランビ先生もその話を聞いてビックリしたんでしょうねぇ。後で

「四季。(アイスショーで)一緒に滑ったことあるだろう?」と訴えてましたけど…

 

現役最後のバンクーバー五輪からもう12年ですもんねぇ。

バンクーバー五輪のショート「ウィリアム・テル序曲」とフリー「椿姫」、「ポエタ」あたりがすぐ挙ってくるんですが…