しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ゴスペラーズ坂ツアー06〜07 “セルゲイ”@盛岡・岩手県民会館

余裕で取れる〜とタカをくくっていたら地元仙台のチケットが取れず…(涙)
ということで「お庭」の盛岡に行ってきました。
やっぱ、ぴょんぴょん舎の冷麺はおいしいわ〜(b^-゜)
…じゃなくて、ライブの感想をひと言


オトナだけどやんちゃな三十路って観ていて飽きないよな・・・


今だに進化し続ける彼らに感心しちゃいました。
同世代として,負けてられね〜わぁ・・・と思ったのでした。


ちょっと余談。
私の余ったチケットを引き取ってくださったのが,アカペラサークルで活動中の現役男子大学生。
大学生にとってライブのチケット代5800円というのは,大きな出費。
ほかにも行きたいという学生さんもいたようですが,チケット代の高さに断念したとか。
そんな話を聞くと,念願かなってやっとライブを観れた彼にゴスの姿はどう映ったんだろ?
そんなことも気になったりして。


セットリスト(ネタバレ注意)








1.Let it go
2.Love has the power

5人はグリーン系のスーツで登場。
キーボードの佐々木真理さんの超せくしぃな衣装に悩殺・・・反則です。
軽快な2曲でスタート。
時間ぴったりに開演できたのは,今回ツアーでは盛岡が2度目だとか。
お客さんを持ち上げるMCで一気に盛り上がり。

バリK〜んリミックス

3.Street Corner Symphony
4.侍ゴスペラーズ
5.Get me on
6.パスワード

涙が出るほど嬉しい,バリさん大活躍コーナー
ターンテーブル&5人というこのスタイル,最近は見てなかったなぁ。
このスタイルのカッコよさがゴスライブの魅力でもあったわけで。
「パスワード」,またライブで聴きたいと思っていた曲の一つでして(嬉)。

7.Platinum Kiss
8.永遠に
9.Prisoner of love

しっとりラブバラードセレクション。
生の「Prisoner of love」はほんと泣けます・・・

10.The Ruler

衣装チェンジ。
この曲だからこそ,豹柄スーツも似合うってわけで。
CDもよかったけど,ライブでのアレンジがすっごくハードでかっこいい!
今回のベスト!!

11.Slow Luv

これですかぁ〜〜〜(嬉し泣き)。
アルバム「Soul Serenade」収録曲で一番のお気に入り。
ということで,2曲続けて酒井雄二ワールド展開なセットリストはツボ!

スタンドマイクプレー

12.Simple Words
13.ひとり
14.ミモザ

スタンドマイク登場。
スタンドマイクを使うことでパフォーマンスの引き出しが増えている気が。
振り付けきっちり。これって,ゴスペラッツでの活動の成果かしら?


セットリスト。対照的な2曲を並べるのが面白い。
「愛してる」とストレートに歌う「Simple Words」と,本当に愛し始めているからこそ「愛してる」って言わなくなった「ひとり」 

15.狂詩曲

実は今回6列目でした。
で正面には・・・シャツのボタンを4つ(!)も外し胸だけでなく,腹も見せる黒沢氏。
確かに,お腹は割れてた。それはわかった,わかったからさぁ〜その中に手を差し入れるのだけは・・・
その瞬間,笑い崩れるゴス友A嬢&アタシ。二人のタイミングが一緒なのに密かにウケる。
いつボタンをはめてくれるか,それが気になって気になって・・・
おかげで全然曲覚えてませぬ・・・(をいをい)

16.SAYONARA

かっこいいアレンジだったような・・・
せっかくいい曲だったのに,うろ覚えだったのは,黒沢ショックのせい(苦笑)。
この曲でステージに背を向けているときに,黒沢氏が右手で器用に(!)ボタンを1個はめるのを見届けて,我に返ったわけで・・・ってなんでそこまでチェックしたんだ,アタシ??


17.ゴスペラーズ・メドレー
(Tonight〜Two-way Street〜FRENZY〜靴は履いたまま〜THAT'S WHAT I WANT〜いろは〜夜をぶっとばせ〜Mo'Beat)

「THAT'S WHAT I WANT」なんて懐かしい〜。もしかしたら,99年のライブ以来?
Mo'Beatで「なりきりゴスペラーズ
いつもにも増して難易度up。かなり手強い。

18.一筋の軌跡

大盛り上がりのこの曲で本編ラスト。
この位置が似合う曲。


アンコール
1.風をつかまえて
2.陽のあたる坂道
3.星屑の街

ファンへの想いがたっぷり詰まった「陽のあたる坂道」&「星屑の街」で締めくくり。
いずれも,彼らがまだブレイクする前につくった作品だとか。
先が見えない不安を感じながら,一歩一歩ファンと共に進んでいく彼らの姿が見えるよう。

まとめ

今回のセットリストは,曲の順番に意味づけが見えるし,曲と曲との繋ぎのハマリ具合にちょっと感動。
キャリアを重ねてきたことで,材料が多く新しい味付けもできるので,馴染みのある曲がまた違って見えたりして面白いなぁ〜と。