竹内まりや「Quiet Life」

Quiet Life

名曲ぞろいのアルバム。
「シングル・アゲイン」「家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」などを収録。

「シングル・アゲイン」の

また独りに返ったと
風の便りに聞いてから
忘れかけた想いが
胸の中でざわめく

手放した恋を今
あなたも悔やんでいるなら
やっと本当のさよならできる

という歌詞を聞いて大人の恋ってなんだか切ないなぁ･･･なんてコドモ心にドキマギして聞いてまして･･･。

まりやさんの書く曲って，アレンジが洗練されているせいなのか，失恋の歌でもあまりベトベト，ドロドロしていない。でもせつなくなる詞で。そのさじ加減が好きだなぁ･･･
「マンハッタン・キス」みたいな，かなわぬ恋の切なさがぐっとくる曲もあるし。

と思えば，当時流行語になった「アッシー君」とか「メッシー君」（う〜ん，古いなぁ･･･）などの男の子に対して「いい子に会うまであなたで我慢よ。」と言ってのける高飛車な女性を歌ったそのタイトルもずばり「コンビニ・ラヴァー」なんて曲もあって･･･
（同じ線で「けんかをやめて」なんていう，二股かけちゃう女の子の曲も。）
そんな歌も歌ってしまう余裕というか（ややブラック気味だけど）ユーモアもあったりして。

いろいろな女性を描いているけど，なんだか，まりやさんの描く女性って都会的なちょっと大人っぽい美人さんのようなイメージがあるなぁ。

さて，なんとか無理してつなげてきた「音楽数珠つなぎ」，今回でギブアップです。
実は，竹内まりや→「竹野屋セントラル・ヒーティング」*1→桑田佳祐っていうアイデア（笑）もあったけど，サザンは詳しくないもので，アイデア倒れで，ジ・エンド･･･。

それはともかく，これを書くために調べたら，意外なつながりというのがわかったりして，面白かったなぁ〜と。
気が向いたら，今度は単発で「音楽数珠つなぎ」をエントリーすることになるかと。

*1:1981年に結成されたセッションバンド。メンバーは桑田佳祐(g)、ダディ竹千代(g)、世良公則(b)、竹内まりや(kb)、山下達郎(ds)。バンド名はまりやさんの実家の旅館と当時大橋純子のバックバンドだった「美之家セントラル・ステーション」をもじったもの。