しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

井上大輔

最近,なにかと名前を見るので気になっていた作編曲家・歌手・サックス&フルートプレイヤー・音楽プロデューサー
ちょっと調べてみよっと。

ブルーコメッツというGS(グループサウンド)バンドの元メンバー。

「ブルー・シャトウ」ジャッキー吉川ブルーコメッツ
「学園天国」フィンガー5
「ランナウェイ」シャネルズ
「2億4千万の瞳」郷ひろみ
「100%…SOかもね!」シブがき隊
ボヘミアン葛城ユキ
「サマー・ラブ」尾崎紀世彦
「TAXI」鈴木聖美 with Rats&Star
「(め)組のひと」ラッツ&スター

どれもどこかで聞いたことがあるヒット曲。
84年発表の「2億4千万の瞳」なんて,発表されてからかなり経ったアタシの学生時代でもカラオケでの盛り上げ曲の定番だったし。古くならない曲だったんだよねぇ。*1
どれも,耳に残るインパクトのある曲。
これらすべて井上さんの作品だとか(驚)
ガンダムの映画の主題歌を手がけたこともあるらしく・・・


久しぶりに達郎さんの「レアリティーズ」

Rarities

Rarities

を引っ張り出して聞いてみたときに,「スプリンクラー(LONG VERSION)」のクレジットを見て驚いた。
「Tenner Sax 井上大輔
とある。
そういえば,このアルバムを出したときの達郎さんのラジオ番組「サンデー・ソングブック」でサックスを吹いている人が最近*2自ら死を選んでしまってとても残念で・・・という話をして「スプリンクラー」を流していたときの,なんとも言えない哀しさが印象に残っていた。
そのとき,井上さんの名前を言っていたけど,そのときはどんな人なのか知らなかったので,名前も頭に残らず・・・
間奏のサックスの音色が気に入って,この曲目当てで「レアリティーズ」を買ったんだけど。


死から5年経って発表されたマーチンさんの「Evony&Ibory」に収録されている「Passage Of Time」は彼の遺作。流行に流されないよさがある曲。


いろいろわかってくると,つくづく早く亡くなって惜しまれる人だなぁ。

*1:ミッチーこと及川光博ゴスペラーズらが東海テレビの今は無き番組「ON×3」の98年のイベントライブで最後にセッションしたのがこの曲っていうのも曲の持つパワーを感じるし。

*2:2000年