しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ゴスペラーズ坂ツアー2005 G10

ゴスペラーズ坂ツアー2005 G10 [DVD]

ゴスペラーズ坂ツアー2005 G10 [DVD]

10周年でやっとゴス初のバンドツアーライブ映像(ノーカット版)を収めたDVD発売*1
その昔ずぅ〜と売れる前に,
さかあがり [VHS]

さかあがり [VHS]

という渋谷公会堂でのライブ映像の一部が入っているビデオ(DVD)が発売されるも・・・ファンの間では


Q. 「さかあがり」というビデオ買った方がいいでしょうか?
A. 後半のライブ映像を見たいなら買った方がいいですが,前半部分を見るときにはそれなりの覚悟をしてください(苦笑)。


というやりとりがされていたちょっとイロモノ(苦笑)*2


「さかあがり」買って後悔すべきか,買わないで後悔すべきか・・・


ファンであっても悩みに悩んだのはアタシ1人だけではないはず(笑)。
なかなか他のバンド付きライブ映像を発売してくれないので,いつ出るんだ出るんだとずぅ〜っと待って待って・・・*3



やっと出ました!(パチパチ)



しかも,副音声で「小堺一機さんとの座談会」(←ここがゴスらしいなぁ〜)付きで。


歌いも歌ったり34曲。しかもMCも含めノーカットでDisk2枚組。

ライブ前半(Disk1)

衣装はアリーナ特別仕様のキンキラジャケ。別名「鳥羽一郎」仕様ジャケ(by名古屋公演)(爆)
「ひとり」「ミモザ」「新大阪」「永遠に」などヒット曲を揃えブレイクしてからの「ラブバラードを歌うゴスペラーズ」というイメージに近いかと。

新大阪

前半オススメはアレンジを変えたこれでしょう。
アカペラver.はあまり好きではないんですが,バンド付きのこのアレンジの方は遠距離恋愛の切なさが増してます。このアレンジ,c/wで出してくれないかなぁ〜

メドレー<出逢った頃のように〜Road to Soul Serenade〜>

ブレイクするまでのアルバム6枚から1曲ずつセレクトしたこれも要注目。
「夢の外」ってあんなにカッコイイ曲だったんだなぁ〜と改めてライブで再発見。

ライブ後半(Disk2)

後半戦はFANKYなゴスが前面に・・・このめくるめくステージを見て初ライブの人は固まっていたかも・・・
なにせ,衣装からしショッキングピンク・スーツになってるし・・・
最初に見たとき爆笑した人,手を挙げなさい。


(・ω・)ノ ホイ



熱帯夜

↑の衣装に加えてグイングイン腰回しまくりのブラックミュージックテイストたっぷりのこの曲。
某氏のダンスが・・・ダンスが・・・(笑)

LOVE MACHINE

ダンスクラシックの名曲カバー。
3号機になって黄金色になったゴスライブ史上伝説のあの人・・・そう



Mr. LOVE MACHINE  登場!!



登場シーンからしてかっこいい〜♪
ステージのあちらこちらにガスを噴射しまくる狂暴ぶりを発揮。
近くで見るとかなり怖いかも。
ガスを噴射されて素で驚いている黒沢氏の表情も見逃せない。
満タンで10キロぐらいの窒素タンクを背負う酒井・・・じゃなくてMr. LOVE MACHINE。
その重みでドシン・ドシンと歩いている姿が「色っぽい」と小堺さんのコメントあり。

テツ子とてっちゃんの「今夜は眠れそうもない」劇場

なんてコーナー名はないんですけど。勝手につけちゃいました。


デビュー曲「Promise」,隠れた名曲「あたらしい世界」,ベスト盤での投票1位の「東京スヰート」とラブバラードの波状攻撃でノックアウトの女子続出・・・(のはず)。
3曲歌い終わりステージ袖に5人がはけたと思ったら,ひとりステージに戻ってくるリーダー村上てつや
テツ子とてっちゃんの「今夜は眠れそうもない」劇場,開演です。


「てっちゃん,アタシ,今夜はまだ眠れそうにないわ。」
とまだまだライブをねだるテツ子(仮)。
「バカヤロー(←かなりガラ悪いっす),武道館は時間が来たら電源が落ちちまうんだよ。」と突き放すてっちゃん。
「(中略)わかったわ,アタシこれからは薫さんのこと応援するわ。」
とテツ子。
「お前に黒沢の何がわかるんだ!(怒)」


一人二役で他の4人のメンバーのネタを展開。
座談会でのリーダー曰く,このコーナーは全くライブの成否に関わらないのに




ここだけはやりぬく




と決めたようで(その気合は何故だ?)。
その奮闘ぶりは




必見です。




座談会の副音声ありとなし,どちらのモードで見てもかなり面白い!!
本番までネタを知らない他の4人のゴスメンバーはステージ袖でモニターを見ながら爆笑。
マイクがONのままだったため入ってしまった安岡氏の笑い声と酒井氏らしき「バカヤロー」という声が聞こえるのも要チェック(笑)。

FIVE KEYS

「ぶっといFANKを武道館に鳴らすぞ,ゴスペラーズよ」とのリーダーの煽りで他の4人も登場。
5人でジャンプしながら,客席を煽る煽る。
お客さんは手を突き上げながらこれに応える。


盛り上がりは最高潮♪


やっぱりこの曲はライブには欠かせないねぇ〜

いろは

最後はガッツのあるこのアカペラ曲で〆。

まとめ

実はこの日の調子は必ずしもよくなかったんでは?特に黒沢氏と村上氏。
実際に観たこのツアーのライブ(名古屋と仙台)でもそうだったんだけど,調子がそんなに良くなくても大崩れはせず,それなりに歌っているなぁ〜というのが今回のツアーで思ったこと。*4
調子がいいときのライブ映像だったら言うことなしだけど,そればっかりは「生」なだけに仕方ないか・・・前日も3時間超えで歌ってるしね。
そうは言っても,ゴスライブの魅力がかなりそのまま伝わってくるライブ映像かと。
値段は高いけど,今回のは文句なしにファンにオススメDVDです。

*1:アカペラライブの方は「アカペラ街」として既に発売

*2:ライブ映像がイマイチだったので,いいところ取りをしたらあまりにも短くなってしまったため,本人たち主演の「21世紀にゴスペラーズが大ブレークする」という未来予想ストーリーを作成。それになぜか有名人が(関根勤水野晴郎広末涼子など)が出演している摩訶不思議映像。

*3:だから,単発イベントでのライブ映像ビデオがすっごく貴重だったんですわぁ。

*4:数箇所,ありゃ〜ってところはあるけど