超高校級と呼び声高い辻内投手と主砲平田選手を擁する,優勝候補筆頭の大阪桐蔭。
去年の優勝校で,そのときのベンチ入りメンバーが6人いる駒大苫小牧。
紙一重で駒大苫小牧が逃げ切ったいい試合だった。
2回表
好投手辻内の立ち上がりを盗塁やバントで揺さぶりをかけ手堅く一気に攻め立て5点をもぎとる駒大苫小牧打線。
3回表以降
2回こそは5失点だが,それ以降は計16三振を奪う,コントロール抜群の投球を見せる辻内投手。何人もの選手が見逃し三振。見ていて気持ちいいぐらいコースが決まる。
7回裏,8回裏
さらには辻内が自ら2ランホームラン。ここから大阪桐蔭の反撃が始まる。
5回まで被安打0と好投していたが疲れてきた,駒大苫小牧の田中投手を攻め立て5対5の同点に。
延長10回表
駒大苫小牧の辻選手が三振の山を築いていた辻内投手にカウント2−1と追い込まれたところをバットを短く握ってコンパクトにスイングし2塁打。1点勝ち越し。これが決勝打となる。
延長10回裏
2アウトランナー2塁。外野にボールが転がれば同点のランナーが生還という場面で大阪桐蔭の主砲平田がバッターボックスに。駒大苫小牧の2番手の吉岡投手は逃げずにスライダーで三振を奪う。ゲームセット。
KK(桑田・清原)コンビの再来と騒がれた辻内・平田コンビ。
対東北戦で3本塁打の平田選手を5打席ノーヒットと押さえた駒大苫小牧の田中・吉岡両投手と小山捕手。
何人かはプロに行くんだろうけど,これからが楽しみだぁ。
それにしても,駒大苫小牧の守備は堅い。これまでノーエラーなんて驚きなのです。
明日の決勝は京都外大西と駒大苫小牧が対戦。駒大苫小牧の方がやや優勢のような気がするけどどうかしらん。