- アーティスト:ゴスペラーズ
- 発売日: 2003/07/16
- メディア: CD
でも，この休みが終わったら秋の気配を感じる，東北の短い夏。
このＣＤをレビューするなら今だ〜！ということで。
一言で言えば
冷夏に負けたＣＤ・・・
初登場４位とはいうものの、登場回数６週。
あっという間にチャートの彼方へ・・・ファン以外で今この曲知っている人はどのくらいいるんだろ？
発売された2003年夏は記録的な冷夏。
なのに、温度を２、３度下げてくれるような涼やかなこのサウンド。冷夏で聴くと寒いぜぃ。猛暑だったらよかったのに・・・
とはいえ３曲とも好き。久々の新曲３曲入り実は嬉しかったし。
CCCD
ゴス初の悪名高きCCCDでの発売。このあたりからソニーグループは全社一斉にCCCDを導入。抵抗したアーティストもいたらしいけどダメだったとか。ゴスは導入についてどう思ったのかは全然わからないんだなぁ。
達郎さんみたいな大御所になれば「この私が導入するわけありませんよ（笑）。」って言えるんだろうけど・・・オトナノセカイッテムズカシイ。
CCCD導入のせいで買う気が失せた人も結構いるだろうなぁ・・・このシングルがあまり売れなかったのはCCCDになったことが一因だったんでは？
この不況時にシングル１枚1000円以上も出してCDを買ってくれるリスナーに再生機をぶっ壊すかもしれない代物を売る感覚が信じられない。
幸いにしてうちの再生機は皆無事だったけど、実際に大事に使っていたオーディオ機器を破壊された人も知っているんで、その後の全廃は当然かと。
CCCD導入の影響でかえって売り上げが減ったとも言われる始末。
「Right on・・・」は好きなＣＤなので，「まともなCDで」再発してくれないかなぁ。
ジャケ写
安岡氏の２の腕が細っ！断食ダイエットの効果らしい。とってもスリムになっておりました。黒沢氏と比べ・・・てはいけません（笑）。
リーダー、妙に黒くない？
全体としては爽やかなジャケ。夏のシングルのジャケ写「約束の季節」よりずっと垢抜けているんですが・・・年はとったなぁ。ま，他人ノコト言ッテラレマセン（苦笑）。
ＰＶ
初の空撮。でも冷夏のときに見たので「寒そう。」
スタジオ撮影部分のシルエットがいい感じ。今までになく透明感がある画面。
Right on,Babe
黒沢氏がマービン・ゲイみたいな曲を作りたいということで作った曲。マービン・ゲイって「What's going on」ぐらいしか知らないので，どんな感じなのかちょっとわからないなぁ。マービンもちゃんと聴こうと思っているんだけどねぇ。
それはそうと、今までのゴス路線とはちょっと違うタイプの曲。
新しいことにチャレンジしている姿勢が好感度up。
売れ線のc/w「Full〜」ではなく，こちらをシングルにしてきたのがいいんだ。
じわじわとくるいい曲というタイプのせいか？人気もc/wの方に押されて、G10リクエストでは38位で残念ながら落選。
Full of Love
ゴス王道曲。いい曲だけど、「ゴス＝バラード」拒否症なのでこっちがシングルのタイトル曲になっていたら「またかよぉっ！」とキレてたかも。＜アタシ
そうは言っても「Right on,Babe」より人気あるんだよねぇ。
G10リクエストでは25位をゲット。収録と相成りました。
イントロからゴスペル調なんだけど、こういう真正面からのゴスペル調の曲って実は今までなかったかも。
ゴスペラーズがゴスペル調って，いかにも・・・っていう感じがして避けていたんだろうけど。
旅の途中で
ドコモ北海道のＣＭソング。
ネットでＣＭ見たけど、何でもない日常の風景をさらりと映したＣＭとこの曲がマッチしておりました。
最初聴いたときはとっても地味な曲だなぁ〜と。
何度も聴いていると、「小さくてもキラリと光る」という言葉がぴったりとくる小作品という趣。
ＣＭソングにはちょうどいいですわ。この曲も夏にぴったり。涼やかな風鈴のような曲。
2011.6.24追記
ＣＤ版をとうとうget
