しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

Vol.4

Vol.4

Vol.4

ゴスアルバムの中で一番ポップなアルバム。
ブレイクを意識しちゃって、意識しちゃって・・・
なのにブレイクならず(泣)。
ジャパニーズポップス王道路線で現在のゴスから想像もつかない姿。
密かに「渇き」「八月の鯨」にブラックミュージックフレイバーが。
ゴスアルバムの中で一番ごった煮感があり、迷走しているのがよくわかる(苦笑)。

タイアップ曲が複数あるので、一般の人の耳に届く機会が多く、ゴスと知らずに聴いていた曲がちらほら。

イントロ’98

Nステのプロ野球コーナーで使われていたんだよねぇ実は。
歌詞は「ワッショイ ストーリーだ。」と歌っているとばかり思っていたのに実は意味はないということで。

或る晴れた日に

ライブで「アカペラっぽいの好き」というタイトルで歌われていたのが歌詞を変えてアルバムに収められたようで。
いかにもアカペラ曲っていう感じの曲。
A氏洗脳ビデオの中にあったLIVE DIGAでの
「♪アカペラっぽいので世の中を挑発、うちのリーダー、うざいほど長髪。」
のダジャレ歌詞をどのように受け止めていいのかと思ったのも今は懐かしい話。
これが「謎のお笑いセンス」なんかーと勝手に納得してもんだ。

靴は履いたまま

おそらく「永遠に」でブレイクする前では一番世の中に知られた曲。
というのは、かの有名なNステのテーマ曲だった(〜2000年頃まで?)ため。
しかしながら、歌詞なしの「♪シャランラン」とスキャットで歌っていたため、インスト曲と同じ受け止められ方をされた節があり、どんな人達が歌っているのか、という興味を引くところまで至らず・・・(オープニング曲だから聞き流せるぐらいでちょうどいいのだろうが。)ましてはゴスぺラーズというグループ名さえも知られることなく曲だけが有名に。
ゲストでNステに出てやっとグループ名が紹介されたが、それを見逃したワタクシはゴスの名前は知らずそのまま99年9月まで来てしまう。
ただ、TV出演で知名度はupしたようで。Nステ出演時にはこの曲と「終わらない世界」「Promise」を披露している。

八月の鯨〜LN参照

Vol.(Album Mix)

もともとはあんまり好きではない曲。というのは恥ずかしいくらい若さがはじけているから。
ゴスがダンスをし始めたというときの象徴的な曲。「うたばん」ではダンス映像が「恥ずかしい映像」として流されていたぐらいで(笑)。
当時のポップなファンには人気があった曲らしく。
「過去を否定しない」彼らは2004年号泣ツアーでこの曲をセットリストに入れた。
三十路になった彼らのダンスは・・・びっくりするぐらいサマになってた。

in the Soup

「♪優しさよそったスープなど求めてはいないのさ〜」っていうツッパリ歌詞が酒井氏と合っていたりして・・・
どポップなんだけどコード進行が酒井節。

渇き〜LN参照

夕焼けシャッフル(作詞:山田ひろし村上てつや、作曲:村上てつや

ゴスを知る前にどこかで聞いたような気がするのにどこで聞いたかわからない・・・
これまたどポップス。でもインパクトはあり出来はいいと思うんだけど・・・
98年という時代には合わなかったんだろうなぁ・・・
PVのダンス、ちょっと気取っていて微笑ましい。

未来

器楽的な北山ワールド全開。
いかにもなアカペラ曲なので、アカペラ=北山を印象付ける曲。
コード進行は面白いんだけど、マニアック度100%

傘をあげる

アイドル安岡全開。
某ライブツアーではぶりぶりに客席の間を練り歩きながら、パラソルチョコを配ったという。
に、似合いすぎぃ。
そんな彼も三十路を迎えた今じゃ、「一番老けた」と言われるように・・・(遠い目)
でも、永遠にヤングなのだ。カムバックヤングライオン!!

BOO〜おなかが空くほど笑ってみたい〜

私の記憶が正しければ、これが自分が耳にしたゴス曲第3弾(第1、第2はNステの曲)。
さすが、ヒットメーカー作詞家阿久悠と作曲家筒美京平のタッグによる、かのナンセンス絵本の名作「晴れときどきブタ」の内容に負けないくらいのインパクト充分のナンセンスな曲。その絵本の映画の主題歌にはばっちり。
てっきり「最近のNHKの歌のおにいさんは随分おもしろ曲を歌うようになったもんだ。」と。
ゴスマニアでは売れなかった時期の象徴的な曲として挙げられる。
Mフェアでの危ういダンスにゴスマニアがツッコミしまくり・・・ネタには尽きない曲。

終わらない世界

ヒューマンビートボックスを多用し、リードチェンジが多い、アップテンポな自称プログレアカペラ。
凝っているのだが世間には届かず・・・ゴスマニアにはアカペラライブに欠かせない曲なのだが。

五つの鍵の伝説

作曲した北山氏が安岡氏に作詞を依頼するときにテレビゲームのロールプレイングゲームにぐわぁ〜と出てくる龍の映像などを見せてこんな感じをオーダーしたという曲。
そう言われれば、「勇者」とか「賢者」とかが出てくるゲームのエンディングテーマになりそうだ。
旅立ちという言葉が似合う。
そう、この曲はエンディングにありながら次のアルバム「FIVE KEYS」のタイトルを予告する「5つの鍵」というキーワードをもち、次のアルバムへの伏線張りに使われている。