しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

2005年東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント

今大会は「ロシアの妖精」マリア・シャラポワリンゼイ・ダベンポートを6−1、3−6、7−6(タイブレイク7−5)で破って初優勝。


昨日の準決勝で朝越しのぶを6−1、7−6で破ったシャラポワ
準決勝でも厳しいコースを突くストローク、スピードある1st&コントロールされた2ndのサービス、そして手足の長さを生かしたフットワークの魅力は充分出ていたけど、ダベンポートとの試合ではさらにパワーアップ。
ダベンポートが試合前に怪我しているということもあってストローク戦では断然優位だったが、ダベンポートの強打と強烈なサービスもあって3セットめはお互いサービスキープでタイブレイクに。
お互い、強打対強打だからドンドン球のスピードがアップしていく。
朝越との試合でもスピード速かったけど、決勝戦はさらにスピードアップ。
なのに、コースぎりぎりのスーパーショットも出たりして。トップレベルの試合の面白さ満載で満足満足。
「ロシアの妖精」っていうと私の中ではアンナ・クルニコワ
クルニコワは,パワーヒッターとはいえ、お嬢様って感じだったから。
だけど、シャラボワは闘志をむき出しにするスタイルだから、「妖精」というより「ファイター」って感じ。
こういうプレイスタイルは好きだなぁ。
顔のかわいさはあんまり気を引かないけど,ガッツがあるところがいい。
あの手足の長さ、美しさは魅力的だけど。
ダベンポートも怪我が直れば強い。
女子テニス、強豪ぞろいで今年も面白くなりそう。そんな感じがした今回の大会。


準決勝、弟っち観にいっていたんだよなぁ。いいなぁ。私も見たかった。
シャラポワ一人で会場が立見席、見切り席まで出て満員っていうのも恐ろしい現象。


日本の朝越、28歳だけどいい試合していた。トップ20入り、期待してまする。