しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ゴスペラーズ坂ツアー2001「凱旋門」@宮城県民会館

プロローグ

この年のゴス、危なくライブを見られなかったかもしれない。というのも、仙台のチケットを予約するときに失敗して返金されたから。
それまでは申し込み=入金手続だったから。すごく落ち込んで・・・そんなとき必死でゴス友さんが知り合いの方に余りのチケットを探してくれて・・・本当に感謝です。自力では一般で頑張っても取れなかったチケット。
当日会場へ行くとものすごい長蛇の列。どーなってるのぉ〜と仰天。前年は3階席がらがらだったのに。ブレイクを実感したのだった。しかもダフィー(=ダフ屋)までいるし。ただ、ダフィーチケ持ってなかったなぁ・・・(ふふ)

本編

いきなり真っ赤の衣装に白の靴。赤の衣装は燕尾服みたいな形で。つい「ジャニーズかいっ!」と突っ込んでしまったのはアタシだけではあるまい。

ひとり

靴は履いたまま

Free Space

MC

開口一番に「仙台で久々に満員御礼が出た」とのこと。
そして自己紹介。ここで安岡氏は「石ノ森萬画館」を観てきたことを熱く熱く語っておりました。もちろん、石巻のお鮨も食べてきたようで。

AIR MAIL

I LOVE YOU,BABY

t.4.2.

約束の季節

Wonderers

MC

酒井氏&北山氏のトーク
覚えているのが、北山氏がゴスネットの立ち上げの話の際に、北山氏がネットに繋ぐのがスタッフに分かるという話から
酒:じゃあ如何わしいサイトとか見れないね〜
北:そんなの見ないよっ
酒:そんな真っ赤な服着てるし。欲望丸出しの赤。
北:それはあなたも一緒でしょ
ナイス切り返しをした北山氏だったのだ。

NO MORE TEARS

MC

仙台といえばということで夕焼けTV編集局の話。その番組に出ていた時はみんな学生だったから、もう学校に行ってたまんまの格好で毎月仙台に通っていたそうで。
それが安:今はもうこんなかっこいい衣装で……
村:少年隊みたいに←やっぱ自覚はあるのね。
と黒&安&村で輪になって「君だけに」with真里さんを熱唱。
何かの弾みでモニターを村上氏が蹴ったところ

村:あーっ靴が汚れた…←をいをい何やってるねん
村:白は失敗したかなぁ……(とボソッ)
黒:靴は白にしようって提案したのは、てつじゃん。←ぽんじゃないんだぁ。
安:あとで落とせるでしょ? そのくらいなら
黒:歯ブラシで磨けばちゃんと落ちるよ

とアドバイスしたかと思ったら

黒:なんなら僕が磨いてあげようか ← と。やっぱあの二人は夫婦だよぉ。
村:じゃあ次は『靴を磨く』歌うか 
ブレイクしても彼らは相変わらずってことで(笑)

告白〜アコースティックバージョン

かき鳴らすギターの音が切なくて。またこのver.を聴きたいなと思っていたんだけど、CDとして音源化されたのは別のタイプ。ライブでももう聴けないのかも。う〜ん残念。最後の方はフルバンドに戻っておりました。

夢の外

熱帯夜

シークレット

FIVE KEYS〜なりきり

観客の反応が薄いので、村上氏が「今日初めてライブに来た人〜」と言うと、パッと見て会場の3分の1(と思うんだけど)が挙手。
「これで今まで満員にならなかったのか」とつぶやく。
「じゃあ、今までライブに来てくれてたみんな、初めてのやつらに教えてやろうぜ!」

愛の歌〜なりきりパート2

直前のサウンドブリーズの録画で予習もばっちり・・・のはずだったけどやっぱり難しい酒井パート。

東京スヰート

永遠に

あたらしい世界

アンコール

カレンダー

始めてかも。でもなんだか懐かしいぞ。ということで大合唱。


酒井氏がビートを口で刻み始める。
村上氏〜マイクスタンドを運び
黒沢氏〜衣装運び。かいがいしく着せてホックもとめる。
安岡氏〜ボンベみたいなのを運んできて背負わせる。
北山氏〜酒井氏の髪を解き、グラサンを掛ける。
ということで、Mr. LOVE MACHINEの出来上がり!!

LOVE MACHINE

もうこの演出にオオウケ。背負ったボンベからドライアイスを客席に向けて噴出させ大暴れのMr. LOVE MACHINE。
ド派手な演出に喝采でした。
名古屋では両脇から年少組に羽交い絞めにされてぽんがドライアイス攻撃にあったという報告があって(笑)。

MC

安岡氏のトークはこんな感じだったとか。
なぜ自分が石ノ森作品が好きかっていえば、出てくる正義の味方っていうのはめちゃくちゃ悩んでるから。その悩み方って言うのが「自分はいいことをしているから正義の味方なのか、それともただ選ばれたから正義の味方なのか」と言うもの。
これは自分たちも同じで「売れたからいい曲なのか。売れなかったからいい曲じゃないのか」と言う悩みが付きまとったとか。
しかし、その売れなかった曲が今『LoveNotes』と言う形で表に出て売れたってことは、「自分たちは間違っていなかったんだ」って言う自信をくれた。それは売れなかった曲をいいと応援してくれたみんながいたから自分たちはここまで来れたという話をしていた。
村上氏は、翌日加藤登紀子さんとの対談の予定があり(そのときの対談はGOSMANIAに掲載)、それが楽しみだと言ってたな。
それが曲を提供することにまで繋がるなんてそのときは想いもしなかったけど。

Promise

最後はこれで。ブレイクのきっかけとなったアカペラで始まり、自分たちの原点となったアカペラで〆る。
そこにゴスのボーカリストとしてこだわりが表れている。そんな気がした、セットリストだったのだ。