アフターコロナ初の「ライブ」参戦
最後に「ライブ」会場に行ったのは、今から3年余りも前になる2019年12月23日のゴスペラーズライブのとき。
2020年。日本での感染拡大を感じ始めた2月。2月22日に行く予定だった宇都宮でのライブ参戦を見送る。
2021年、2022年。コロナ終息を期待してゴスのライブチケットを買い…でも感染状況から会場に行くのを諦めるというのを繰り返してた。
2023年
5月8日から新型コロナの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行というニュースを横目に、3月の世界選手権の余韻が覚めやらず、フィギュアスケート関係のTwitterを見てたらぴあ先行予約の告知を発見‼️
2019年の氷艶をきっかけにずっと追いかけてたステファン・ランビエール氏のスケートを今なら生で観られるチャンス‼️これを逃したら一生観れないかも。
ということで、人生初のアイスショーへGO❗️
さてお席はどこにしよう?
初にして唯一のフィギュアスケート⛸️観戦は2019年の世界選手権@さいたまスーパーアリーナ。チケット代を惜しんだ(それでも1万円)がために最後列から2番目の席で、全然見えなかったという苦い経験を思い出し、後悔したくなくて清水の舞台から飛び降りる気持ちでプレミア席27000円、アリーナ席25000円、スタンドSS席22000円の順序で第一希望から第三希望まで申込み、なんとかSS席ゲット。
通路のすぐ上の5列目だったので、視界が開けてて凄く観やすかったのはラッキー。
ただ,ワタクシ的にダントツの過去最高のチケット代金額でも
「この値段設定だと,もしかして赤字?」
と思ったり。
スケーターが13組・16人、アンサンブル・スケーターが9組・10人、エアリアルのパフォーマーが2組・6人、アーティスト(ミュージシャン)が7人。
スケーターが豪華だけでなく、ミュージシャンもDA PUMPの ISSA君、NAOTO君や夏川りみちゃんといった実力派揃い。
アリーナにアイスリンクを設置するから、観客の座席数は音楽系ライブよりは少なくなる。これを毎年開催していくのは大変だろうなぁ。
現役スケーター
3人ともアイスショーのリンクは競技用リンクよりも狭いせいなのか、ちょっと窮屈そう。
三原選手のポジションの美しさ、友野選手のお客さんを盛り上げようとするエンターテイナーぶりは期待どおり。
山本選手の「ニュー・シネマ・パラダイス」は心に沁みる伸びやかスケーティング。
織田信成選手
現役復帰したからこっちで。
ジャンプのときの膝の柔らかさが目に引く。
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組(アイスダンス)
何度も映像観てたから期待してたけど、期待どおり。もっと観たかった。
かなだいの何かの映像を見てたときに見つけたカップルで、レディガガメドレーのフリーダンスが楽しいなぁと。
そのフリーダンスを観られて楽しかった。
来季のリズムダンスは「80‘s」。このカップルの来季が楽しみ。
プロスケーターの皆さま
荒川静香,羽生結弦,田中刑事,ステファン・ランビエール,ハビエル・フェルナンデス,ジョニー・ウィア
日々の鍛錬が伺える一つ一つが美しいポジション、モダンバレエのダンサーのような身体表現に圧倒された。スケート靴履いて滑ってるとか、バックで音楽が流れているってことを忘れるぐらい、身体そのもので表現する凄み。
アイススケーターとしてとことん「アート」を追求していることがよくわかる。
オペラグラスも使って、片時もこの瞬間を逃すまいと思って観てたけど、沢山見逃したところがあったと思う。
もう1回じっくり映像で観たいなぁ。
以上が、プロスケーターであるステファン・ランビエール氏への感想。
ここからは、コーチであるランビ先生に思ったこと。
ますますコーチ業が忙しくなってるはずなのに、いつ練習してるんだろう?
こんなレベルの高い現役プロスケーターがコーチかつ振付師だったら、当然選手に求めるレベルが高くなる。選手からすると「そこまではできません」って言えない厳しさがあるなぁと。
実際に、宇野昌磨選手が「動きが速くテイストがこれまでとは違う」という新プログラムの練習で「新しい動きに体がビックリした」(byランビ先生
)とか、島田高志郎選手の来季フリー「Danse Macabre(死の舞踏)」はかなり運動量が多い構成で、ランビ先生から「これはきついわ、ごめんね」みたいな感じで言われた(笑)」とか、来季に向けて👹コーチぶりもレベルアップ⤴️している模様。
「ハードワークしてレベルアップするんだよ」(2022年の世界選手権でのランビ先生のコメント)ってこういうことなのね。
チーム・シャンペリーの健闘を祈ってます🙏 ケガだけはしないで。
荒川静香氏
40歳になられたそうで。
それであの体型を維持してるのはもちろんスゴいけど、現役選手よりも速いんじゃない?ってぐらいのスピードに驚いた。凄く鍛えてるのがよくわかる。スケーティングが伸びまくるし、スッと伸ばした長い手足がリンクに映える。
そう言えば、氷艶のときの存在感もすごかったけど、生は迫力があって素晴らしかった。
羽生結弦氏
予想はしてたけど何よりもファンの歓声がスゴい。そして、中国語や韓国語があちこちから聞こえてきたのはこの方目当てなんだろうなぁ。
ジャンプの軸がとても細くて美しかった。総合力が高いんだけど、最大の魅力はやっぱりあのジャンプなんだよね。
新しいプロスケーターとしての表現を探してるのかな?という印象。
田中刑事氏
大柄だからリンクによく映える。穏やかな人柄がスケーティングにも出ている。
ジョニー・ウィア氏
今回のアイスショーでプロスケーター引退だとか。ファンに愛されてる感じが会場に行ってよくわかった。ランビ先生とのエピソードがパンフに載っていた。ライバルでもあり盟友の引退をどう感じてるんだろう?
ラテンの伊達男ですねぇ。お茶目なところもあり楽しいスケート。