しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ゴスペラーズ・マイプレイリスト〜黒沢が、歌っている

今回の「おうちからハーモニーを」

告知ものがあると配信される「おうちからハーモニーを」
今回は5ヶ月連続毎月5日に新曲が配信されるということで。

それから前回から今回までの間に行われたライブの感想など。
音市音座の感想は、ライブの記事に追記しておいたけど、やっぱりっていうか😁

そしてお待ちかねのリーダー村上セレクトのゴスペラーズ・プレイリスト第3弾。

今回のいんじゃんでほい

大荒れだった前回と打って変わって一発で黒沢氏✊vs北山氏✌️で決着。

衝撃のスタイル

村上:♪クロサワ〜
黒沢:♪オォ〜
っていうライブでの歌のやり取りはちょっと変わってますよ、ってバンドメンバーに言われたんだとか。「あの状態は人に衝撃を与えるんだな」と村上氏。初めてのライブからそれ観てるからそんなもんかなって思ってたけど、そうでもないのか…

タイトル

安岡氏➡︎貴女のユタカ
酒井氏➡︎最and高の酒井
ときてのこれ。

ファンじゃない人が「これってゴスペラーズの曲?」って気がつく曲って黒沢リード曲なんだろうな。
そのまんまって感じだけど、村上氏のその心はいかに?
最初は「始まる前から疲れてる。」とか「コメントを考えようという気力が起きない」とか言ってたけど…さてどうなる?

ちなみにタイトルは北山氏のものと対になってるんだそうで。
ってことは??
「北山が、ハモってる」
が思い浮かぶけど、さてどうなる?

プレイリスト

1 暁(作詞:山田ひろし/作曲:黒沢薫、伊原“anikki”広志/編曲:野崎良太)

アレンジとコーラスのファルセットが好みだから好きな曲。そういえば、黒沢リード曲ってこと意識してなかったなぁ。

村:アシッドジャズのグループ感あるAメロのテンションで、サビであそこまで行くと思わない。「♪この魂を〜」あたりで、黒沢大丈夫か?って思ったら、いきなりクラッシュしちゃう。

2 CLASH (作詞:西寺郷太、作曲:黒沢薫妹尾武、編曲:冨田謙)

今までの「STEP FOR FIVE」収録のソロ曲縛りの流れから当然のセレクトなんでしょけど…

村:イントロのギターのところでもうクラッシュしている。
安:ライブ2曲めでもう水飲みに行く。
黒:今見ているだけで喉疲れてきた。
村:作詞が素晴らしい。コーラスとの掛け合いのところは恋愛に対して突進している主人公に「やめな、やめな」って仲間たちが止めに行っている。黒沢、クロサワ、喉大丈夫か?
安:頑張れ、頑張れっていう気持ちで歌ってる。

3 Forgive Me (作詩:安岡優/作曲:黒沢薫/編曲:K-Muto(Groovediggerz))

村上・黒沢のツインボーカルが熱い、名盤「Soul Serenade」の収録曲。

安:タイトルだけはついていた。
村:黒沢との掛け合いのところは、もう過呼吸じゃん。
安:絶対相手の話聞いてない😵
村:「♪素直になれたら」の言葉のテンションじゃない😅

4 アンジュナ(作詞: 黒沢薫/作曲・編曲: 松本圭司)

村:謝り倒して後悔とかを抱えながらカレー🍛屋に行くわけよ。
安:席を立てないぐらいの雰囲気。カレーでは癒されない。むしろ痛い。

歌詞からすると、オシャレなカフェでのシーンに思えるんだけど、「アンジュナ」というタイトルは黒沢氏行きつけのカレー屋さんの店名から来ているのはファンの中では有名な話。
カレー🍛部員でもある松本圭司さん作曲。ってことは?カレー🍛部員のカレー🍛部員による、カレー🍛部員のための一曲⁉️
もはや、黒沢氏がカレー屋で彼女に「もう終わりにするわ」って振られて、バックでインド🇮🇳音楽がジャンジャカ流れてるのを聴きながらうな垂れてるっていう絵図が思い浮かぶように😅
流麗なピアノの間奏に聞き惚れるメロウなナンバーなのにね。なんか違うなぁ🤔❓

5 陽のあたる坂道(作詩:安岡優黒沢薫/作曲:黒沢薫/編曲:野崎良太(Jazztronik))

ゴスバラードの王道。安定感バッチリ。

村:綺麗な方の曲。今回のツアーで歌っていて、いつも以上にしっくりきた。
安:自分たちよりも年上の、テレビ局とかのスタッフの方からこれがすごくいいって言われた。
北:黒沢さんのリード曲がこれだけバリエーションあって、1つのグループの曲で、何を聞いても合う。さすが衣装担当(←持ち上げて落とす?)。
安:おしゃれ番長だね。

いよいよエンジンかかってくる誉め殺し大会。

6 輪舞(ロンド)(作詞:只野奈摘 / 作曲:黒沢薫佐々木真里 / 編曲:宇佐美秀文)

実は音源を持ってない曲なんだよね…

村:坂道を上ったら、ミルクシーフードヌードル(※)が置いてあった。
※日清カップヌードルミルクシーフードヌードル CMソングだった。
安:今日2食目だよ。
北:カレー🍛からのラーメン🍜
村:宇佐美のアレンジが凄くいい。「陽のあたる坂道」は温かさの中に少し陰があるけど、「輪舞(ロンド)」は本当にバラードなんだけど、幸せのスローダンス
安:歌ってみると、ものすごくキーが高いの。さすが黒沢さんですよ。

7 永遠に - unplugged live version -(作詩:安岡優/作曲:妹尾武/編曲:野力奏一)

言わずと知れたブレイク曲。
黒沢ソロっぽい曲なので、ジャケ写も黒沢氏以外の4人が見切れてたデザインで当時ゴスマニアの中で波紋を呼んだ。
黒沢氏の声だからこそ、広く聴いてもらえるようになったのは間違いない。

村:unpluggedをベースにライブで長いバージョンでやるとき最後に、ユニゾン➡︎ハーモニー➡︎一人で黒沢になる、あれは本当に我ながら最高のシーンを黒沢に…
北:(被り気味に)黒沢さん、少し可哀想なところもあって。あのとき、ある種「行っておいで」って送りだすっていう醍醐味を逆に味わえない。
安:でも、俺たち、黒沢さんと同じだけの背中を見せられる?
北:無理です。
(って言ってる先から、黒沢氏がじゃんけんぽいで「指差し👇」をしたことをバラす😁)

メンバーから愛されてるなぁ…

8 愛の歌(作詞:安岡優 / 作曲:黒沢カオル / 編曲:金子隆博

ブレイク直後の「凱旋門ツアー」@日本武道館の光景が忘れられない曲。アンコールに自然発生的にファンから歌われた。
なりきりは2001年のライブからかな?

村:ライブの定番。なりきりのとき、これがすごく会場を1つにしてくれた。7月の配信ライブで「家族でハモった」とかいう話いっぱい聞きました。苗場とかさ、何も言われなくても三声が聞こえてくる。いきなり皆んなハモってる。これは黒沢が紡ぎ出したメロディ、コードの温かさだよね。
北:やっぱり人柄が出るよね。
安:心に来るんだろうね、自然とね。
黒:もう涙出てきた。
酒:割り箸噛んだ方がよい(←自分のときやってたもんね)。

9 Sparklin' (作詩:安岡優/作曲:黒沢カオル/編曲:小西貴雄

意外な曲がランクイン。若かりし黒沢氏の声だからこそ合ってる曲がなんだよね。今だと聞けないかも。

村:一緒に歌いたいと思わせる力がある。
安:「黒沢が、歌ってる」って「私が、歌ってる」という意味なんだ。
村:初期の、さわやかな、80’s ROCKなアレンジ。これも「Promise」のアレンジをやってくれた小西さんのもの。さわやかな疾走感のある曲って黒沢の声に合ってる。
北:当時の黒沢さんの曲作りに衝撃を受けた。今みたいに一緒にアレンジャーさんと作る態勢の前だったでしょ。俺と酒井さんはそれなりに打ち込んでいったものを持って行ったりして、デモテープにバラツキあった。
安:まだコンピューターがそれほど音楽に介入していない時代ですから。
北:黒沢さんは一曲分を一人で歌い切るっていうデモ。
安:クリックだけ聞いて、フルサイズで歌っていた。
北:フルサイズを伴奏なしで一曲歌い切るっていう強さを持っていた。やっぱり歌うために生まれてきた男ですよ。

後半の曲作りのスタイルの話が面白い。ドリカムの美和さんと同じような衝撃のスタイル。楽器なんか弾けなくても作曲はできる。

10 Promise - a cappella - (近藤聖子 / 作曲・編曲:鈴木三博)

ブレイク前の黒沢曲ならこれを置いて他にはない。いい曲なのに、なんで売れないんだろう?って何度思ったことか。

村:これを歌っていたライブに佐藤善雄さん(ファイルレコード社長、シャネルズ、ラッツ&スターのベースボーカル)が観にきてて、「この曲だけわからなかったけど、オリジナル曲?」って聞かれて「先輩が作った曲だけど、世の中には出ていないという意味ではオリジナル曲です。」と答えた曲。この曲があったからデビューできた。これは外せないね。
安:そこにこの曲があったことと、そこに黒沢カオルがいたということだね。
北:これを日本語詞でやるって言ったときに、リードボーカルを決めたのはてっちゃんじゃなかったっけ?
村:英語詞のときはリードは内ケ崎(オリジナルメンバー、現フジテレビ勤務)がやっていたからね。
北:それはやっぱり、黒沢さんが歌うために生まれて来たからで…
黒:😄(笑い声)
村:俺の中に黒沢の声が降りてきたんだろうな。黒沢の声を通じて日本語詞が聞こえた。
黒:体温が上がる。そして、体が硬くなるね。体が凝るね。並べてみるとキーの高い曲ばっかり歌っているね。
安:一回黒沢さんのだけのライブ再現しようか?
黒:吐きます🤮

番外編 北極星(作詩: 安岡優/作曲: 宇佐美秀文/編曲: 宇佐美秀文、松本圭司)

村:最後になってひっくり返したのがあって、「北極星」も考えていた。「ただ」のところがいい。
黒:歌い過ぎてファルセットが出なくなってるところ。
村:かすれてるあれをOK🆗にした中山千恵子(プロデューサー)のセンス。普通に音が出ているよりも、あれは黒沢の歌唱のベストに入る。
北:当時、みんながマネしてた。
村:それと「心が言うのさ↗︎⤵︎」もみんな真似まくっていた。

コメント

人柄なのかな?終始ほんわかムードの誉め殺しタイム。
面白い逸話がボンボン出てくる。村上氏との付き合いも長いからねぇ。
作曲もするけど、根っからの歌歌いなんだよね。一番ソロライブやってるんじゃないかな。