11日（土）23時からEテレにて。
パンデミックとなった新型肺炎。都市の封鎖や大量死が連日報じられている今、人類は大きなチャレンジを突きつけられている。世界はどう変わるのか。人類は今後どこに向かうのか。歴史学、政治学、経済学の各分野で独自の思想を展開する世界のオピニオンリーダーたちに徹底的に尋ねていく緊急特番。
【出演】ユヴァル・ノア・ハラリ，イアン・ブレマー，ジャック・アタリ，道傳愛子
まだ読み終わってない「ホモデウス」の著者、イスラエルの人類史学者のハラル氏
・次の2か月から3か月の間に私たちは世界を根底から変える壮大な社会的・政治的実験を行うことになるでしょう。
・メディアと一般の人たちはウイルスの流行にだけ感心を持つべきではないと言いたいです。「今日は感染者は何人だった」とか「病院に何台の人工呼吸器がある」といった話は重要ですが、政治状況にも焦点を当てるべきです。
・通常、民主主義は平時には崩壊しません。崩壊するのは決まって緊急事態の時なのです。
個人のプライバシー保護と監視についても言及していたが、これについてはう〜んどうかな。
10年前にパンデミック発生を警告し、EUの立役者でもある、フランスの経済学者・思想史家、アタリ氏
パンデミックという深刻な危機に直面した今こそ「他者のために生きる」という人間の本質に立ち返らねばならない。
協力は競争より価値があり人類は一つであることを理解すべきだ。
利他主義という理想への転換こそが人類のサバイバルの鍵である。
利他主義は合理的利己主義にほかなりません。自らが感染の脅威にさらされないためには他人の感染を確実に防ぐ必要があります。利他的であることは、ひいては自分の利益となるのです。また、他の国々か感染していないことも自国の利益になります。
「連帯」というフレーズが出てくるのはお国柄なのか？
アタリ氏の考え方は興味深い。
アメリカの国際政治学者、ブレマー氏
「犬🐶を飼うべきだと思います」
⬅︎まさかの提言にTwitterで「猫🐱じゃダメなのか？」とツッコミ多数。
人間性を保つことが必要って言いたいらしいが、これで全ての内容が吹っ飛ぶ。
久しぶりに、これぞNHKという良質な番組を見た。
