- アーティスト: MILES DAVIS
- 出版社/メーカー: COLUM
- 発売日: 2008/04/14
- メディア: CD
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1. Concierto de Aranjuez
2. Will O' the Wisp
3. Pan Piper
4. Saeta
5. Solea
6. Song of Our Country [Issued Take][*]
7. Concierto de Aranjuez, Pt. 1 [Alternate Take][*]
8. Concierto de Aranjuez, Pt. 2 (Ending) [Alternate Take][*]
1曲目の「Concierto de Aranjuez(アランフェス協奏曲)」目当てでレンタルしてみたアルバム。
クラシックには詳しくないのですが、この曲はフィギュアスケートで使われるので聞いたことあったもので。
ちょっと脱線しますが、例えば、2002年のソルトレイクシティオリンピックのFSで本田武史選手が使っていたり。
フィギュア好きには泣ける演技です。
話を戻しまして。
原曲ではクラシック・ギターが奏でる主旋律を、Miles Davisのトランペットが奏でるわけですが、原曲ver.からはスペインの荒涼とした丘の景色が見えるのですが、Miles&Gil Evans ver.では、ニューヨークあたりの都会の人通りが途絶えた夜の裏通りが見えるんですよね。
アランフェス協奏曲の作曲家であるロドリーゴはスペインの古都アランフエスが作曲当時のスペイン内戦で被害を受けたことから、スペインとアランフエスの平和への想いを込めて作曲したと言われているようですが(wikipediaより)、Milesはこの曲で都会で暮らす男の孤独を表現しているように思えました。なんでそう思ったのかうまく説明できないんですけど・・・不思議です。
ほかの収録曲からはスペインの音色が聞こえ、スペインの景色が見えるのですが・・・
5曲目の「Solea」からは闘牛士の姿を連想しましたし。