しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

定禅寺 ストリートジャズ フェスティバル 前夜祭「SENDAI JAZZ 2003」@宮城県民会館(2003/9/12)


山下達郎さん風にいうところの「棚からひとつかみ」
アイズレー・レビューを書く時間がないんで(涙),昔のライブ日記をベースに・・・
今日は2年前のジャズフェスの前夜祭ライブのレビュー。

出演アーティスト(出演順)

akiko(vo)
木住野佳子(p)トリオ
ケイコ・リー(vo) with 野力奏一(p) ・ 吉田次郎(g)
鈴木良雄(b) Bass Talk


ケイコ・リー目当てで行ったライヴでごんす。
午後6時30分から10時30分の4時間(途中休憩10分)の長丁場は久々に堪能できるライヴ。

akiko

松本圭司さんがkey.でバックに。この前見たとき*1は遠かったから全然見た目の印象は残っていないんだけど、「この人の弾き方好き!」っていう衝撃の受け方がゴスのバックの松本さんと一緒だなぁ〜と思っていたら本人じゃん!!(爆)やっぱり、音の個性ってあるんだなぁ。
akiko自体もCDでは知っていたけど、なるほど,ジャズ浴びて育ちましたって感じがあるねぇ。

木住野佳子(p)トリオ

全然知りませんでした。ずいぶん大柄でおっとりした人だなぁ〜というのが第一印象。
ジャズの定番が生で聴けるというだけで、行ったかいがあったというもの。
思わずジャズも聴いてみようかなぁ〜と言ってしまいそうな演奏だった。
トリオでのアドリブも観ていていてとっても面白かったし。
この日で一番興味深く感動したグループ。

ケイコ・リー(vo) with 野力奏一(p) ・ 吉田次郎(g)

話題の彼女を生で観たくて・・・
バックの演奏もとてもよい!
選曲がすごくポップで、ジャズという枠をよくも悪くも外れていたんだけど、ケイコ・リーの声でジャズを聴きたかったという期待があったため,個人的にはう〜んな感じ。
ただ,ジャズあんまり知りませんっていう人には良かったのかも。そこは好みが分かれるかと。

鈴木良雄(b) Bass Talk

今回のイベントライブの中心人物である鈴木さんのユニット。
ウッドベースをメインというのも面白い組み合わせ。
なかなか聴けないスタイルの曲も演奏されていて面白かった。
こういうジャズ主体のイベントだからこそ聞ける、それがいいかなぁ〜と。

セッション

最後に出演者全員でセッション。
若いakikoちゃんがケイコ・リーに体当たりでぶつかっていく様とか見られてよかったです。
いやぁ〜 これが観られるのはほんと幸せなり。アドリブの応酬。
ジャズの知識ほとんどゼロの悲しさで,この曲がジャズのスタンダードってことはわかるんだけど、曲名がわからず(涙)。
こんな風に演奏できたらほんと楽しいだろうなぁ・・・と思わされる光景に拍手!


観ていて楽しい!やっているミュージシャンも楽しそう!
そう思わせてもらえたからこのコンサートは成功だったんだと思う。

*1:2002年のゴスライブツアー「GT」のこと