しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

The Isley Brothers「3+3」

3+3

3+3

アイズレーの名盤中の名盤。オリジナルは'73年の作品。
うまく一言で説明できないので,Amazon.co.jpからの引用。

弟アーニー&マーヴィン・アイズリーと従兄弟のクリス・ジャスパーがリズム隊で加入、新生アイズレーとしての第1歩を踏み出した記念碑的作品。全米ポップチャート6位を記録した彼らの代表作の1つでもあり、このアルバムから黄金時代を迎えることになる。
旧曲のリメイク版<1>(「That Lady」)のアーニーによる官能的なジミヘンといった感じのギター・ソロ、シングルカットされなかったことが不思議なくらいのキャッチーな名曲<3>(「If You Were There」)、ロナルドの美しいファルセットヴォイスが光る名バラード<9>(「Highways of My Life」)など、素晴らしく充実した内容の作品。これは絶対はずせない名盤。(川島うどん)


輸入盤のジャケに


「ROCK + POP + SOUL = A FUNKY FAMILY CLASSIS」


とのキャッチフレーズ(?)を書いたラベルが貼ってあるんです。
まさしく,このアルバムは「ROCK + POP + SOUL」。
なんとなく,ソウルとロックって距離が遠いと思っていたのに,それが融合するとこんな音になるなんて! 

THAT LADY

Ronaldの「Sexy Lady」っていう発声はなんて,セクシーなんだぁ。
アーニーのギターもギュイン,ギュイン唸ってます。でも,それが耳に心地いいのですわ。
音源が古いせいか,ちょっとギターの音がつぶれている感じに聞こえるんですが・・・たぶん,もともとはもっと音がクリアだと思うんですが。

The Highways Of My Life

このアルバム1,2位を争う好きなメロウな曲。
イントロから泣いちゃいます。
ぴよ〜ん(なんと表現したらいいのか・・・)という柔らかなChris Jasperのエレクトリック・ピアノ&可憐なアコースティック・ピアノがいいんです。
このエレピの音を指してゴスの黒沢氏曰く「なかなかこういう音出せないんだよねぇ〜」。
今の方がコンピューターを使っていろいろ音出せそうなのに,というのは素人感覚らしいんです。
それに乗せてのあのRonaldの声だから,最強。

THAT LADY(BONUS TRACK)

最初のなんちゃって観客の盛り上がり声がちょっと(笑)。
ライブ音源らしいんですが,観客の声は別に作って入れたって感じが時代を感じます。
でも,それを差し引いても演奏の熱い熱気が伝わってきます。
アーニーのギターが暴れまくり。オリジナルよりもアップテンポなのがいい。


最後にご存知の方,いらっしゃれば・・・。最近,このアルバムのSACDが出たようですが

3+3 (Sl)

3+3 (Sl)

これって,もちろん,デジタルリマスタリングされているんですよね?