演技後に倒れ込む選手続出。
標高1800メートルという高地コロラドスプリングスでの戦いは熱かったなぁ…
地上波は東京近辺だけと思ったら、深夜の録画放送があったので録画してチェック。
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こっちも衝動お買い上げ💦
この前の全日本選手権見てから買ったから、絶賛群雄割拠状態の男子選手の記事が面白く読めた。
坂本花織選手の記事も大阪の女の子らしさ全開で笑ってしまう。
お目当てはこちらもランビ先生&デミさんの記事。
読み応えあり。
チーム・シャンペリー躍進
2022年は,ステファン・ランビエールコーチ率いるチーム・シャンペリーの活躍が目立った。
2021年〜2022年シーズン
1月 デニス・ヴァシリエフ選手 ヨーロッパ選手権🥉
3月 宇野選手 世界選手権🥇
2022年〜2023年シーズン
11月 グランプリシリーズ・MKジョン・ウィルソン杯(英国)
デニス選手🥉、島田高志郎選手・4位
12月 グランプリファイナル 宇野選手🥇
全日本選手権 宇野選手🥇& 島田選手🥈
ランビ先生のコーチングを興味深く見た1年。
宇野選手への試合後のコメントが熱くて、求める水準が高かった。
その期待に必死に応えた宇野選手の成長過程を見守った2021年〜2022年シーズン。
2021年全日本:ゼイゼイ言ってるフリー演技直後の「疲れてないでしょ。」
←もっと燃えるような演技を、とご不満そう。
北京五輪:「僕の(振り付けた)フリーじゃない。」
←「ボレロ」の最後のステップシークエンス(バテバテでした)にご不満
世界選手権のメダリスト記者会見:「これからもハードワークして行くんだよ。」
コーチとして初めて世界のトップを取りに行ったオリンピックシーズン。
2019年のロステレコム杯(ロシア)のときの慈愛に満ちた感じとは打って変わった、鬼👹コーチ振りに、2度も世界王者🫅になったランビ先生の凄みを感じましたねぇ。
そういえば…
2006年のトリノ五輪から2007年の世界選手権あたりの試合の映像を見ると、ランビ選手の顔付きは神経質そうで険しくピリピリしてる😤
それもそのはず。銀メダル🥈取った2006年トリノ五輪の最終グループって誰がいたかというと…
ランビ先生のほか、エフゲニー・プルシェンコ、ブライアン・ジュベール、ジョニー・ウィアー、ジェフリー・バトル、高橋大輔くん。
ここに世界王者が5人😱‼️
熾烈な男子フィギュア界で戦ってたから、文字通りハードワークしてたんだろうし、いざ試合となればメラメラと闘志を燃やしてた🔥❤️🔥🔥はず。
だから、燃え尽きちゃったりもしてるんだろうけど。
一旦怪我を理由に引退。からの2010年バンクーバー五輪で復帰。
このときは、最後の五輪だと決めてたそうで、優雅なプログラムを携え穏やかな顔付きだった。このときのランビ先生の麗しさは記憶に残ってる。
ってことは、ランビ先生自身も世界のトップレベルで戦っていたときのように燃えた🔥1年だったのでは?ならば、あの👹コーチぶりに納得。
テッペン取るためのプログラムが、
二つ目のこだわりを譲らないのがフィギュアスケートの芸術性を重視するランビ先生らしい。
エキシビション(「アメリ」かな?)で高橋大輔くんがランビ先生に振り付けしてもらったら、左右同じだけツイズル入れられて大変そうに見えた(どっちかは苦手っていう選手が多いのに)って荒川静香さんが言ってたことあった。ランビ先生からすると「そのぐらい当たり前」のレベルが高いだけかもしれない。
それにしても五輪シーズンに高難度プログラムに挑戦させるってリスキー。完成度低かったら結果出ないので。実際、オリンピックのときは未完成だったし。
コーチとしての経験が若く結果を確実に出さないといけないという囚われがなく、スケーターとしてはバリバリ滑ってるコーチとすでに世界トップの技術力のある選手という組合せだからこそたどり着いた、世界選手権での演技なのかなぁと。
あれで一皮剥けた感じですもんねぇ。でもって未だ進化中。
世界のトップを狙える宇野選手を指導することで、ランビ先生もコーチとしてのステージが上がり、それがほかの教え子二人の指導にもいい影響が出ているかも。
全日本選手権の後のインタビューで、島田選手はステファンコーチから、「2人の公式練習がハイライトだった。」と言われたそうで。
教え子2人の自立した練習振りを見て喜んでいたらしい。
なんて素敵なコーチなんだろう。
宇野選手のフリーがどこまで進化して行くのかまだ楽しみが残ってる。
12月までのベストはGPFのとき。背中から天使の翼が見える神演技だったけど、まだ伸び代がある。
世界選手権で4T・3Tがキチンと入るかが注目ポイント。高難度ジャンプと芸術の調和の極みを期待。
2023年もどう進化してくのか楽しみ。
そのほか目の離せない男子選手が続々。
島田選手はもちろん、三浦佳生選手、友野一希選手、佐藤駿選手もチェックしていきますよ。
鍵山優真選手の怪我からの復活も祈ってます。
グランプリファイナルの1週間後って厳しい日程。
宇野昌磨選手
最後に最後にランビ先生がずっこけるスピンの間違えありのSP
前半のジャンプミス(4S→2S➡️4F転倒)を、時間超過覚悟の怒濤の連続ジャンプ(※)で巻き返すアスリートスピリッツが燃えまくったフリー。
※4T+3T(ずっと2Tになってたけどここでキタァ❗️)➡️4T+2T (4・3できたからこれができる) ➡️3A+2A+2A+SEQ(アクセル3連続なんて珍しい)
というレアなものが見られた金メダル🥇。
面白かった。あんな短い時間でジャンプ構成切り替えられるなんて❗️
でも心臓に悪いから、世界選手権ではクリーンな演技をぜひ。
感動したのは島田高志郎選手の銀メダル🥈‼️
ジャンプの安定性に自信が出てきたっていう記事を見てたので、どんな感じかなのかな?って楽しみにしてたら、4Sは堪えて転倒せず、4Tはキレイに決まった👏
フリーになった、ジャンプの名コーチであるジスラン・ブリアン氏の指導の成果が見えてますね。
2つのプログラムはどちらも島田選手に合ってて、表現力はしっかり評価されてました。
インタビューでの受け応えがしっかりしてて好印象。
365°カメラでリンクサイドを見てたら、ランビ先生が宇野選手の演技中に島田選手と抱き合ってました。
で、宇野選手の最後の演技見てなかったようで。忙しくて嬉しい悲鳴が出てたかも。
同門の
デニス・ヴァシリエフ選手→ヨーロッパ選手権での銅メダル🥉
宇野昌磨選手→世界選手権、グランプリファイナルの金メダル🥇
という結果からすると、置き去りにされてた感じのあった島田選手のブレイク🥈
いやいやランビ先生のコーチングの素晴らしさを教え子が見せつけた2022年となりました。
というわけで、2022年のコーチング選手権っていうのがあったら、金メダリスト🥇はランビ先生で決まり❣️