演技後に倒れ込む選手続出。
標高1800メートルという高地コロラドスプリングスでの戦いは熱かったなぁ…
地上波は東京近辺だけと思ったら、深夜の録画放送があったので録画してチェック。
島田高志郎選手(総合11位217.85点(SP10位(74.06点)FS8位(143.79点))
演技を見る前にSPの10位という結果を見てショック😨
YouTubeで上がってる動画を確認すると、ジャンプが…😩 ステップやスピンは頑張ってたけど。
試合後のコメントによれば、股関節の調子が悪化してそもそも試合に出るかどうかという状態だったそうで。それを知ってもう一度演技見ると、よく最後まで滑り切れたなぁ…と。
そんなコンディションで臨んだ初めてのシニアの国際主要大会では、選手もコーチも難しい対応の連続だったよう。
SPでは直前にランビ先生と相談してジャンプの構成を4T-3Tから3Lz-3Tに落としたけど、考え過ぎて2Lz-2Tに。
「ごめんね。間違えた。判断をミスった。」とランビ先生に言われたことに対し、島田選手は「構成を変えたおかげでジャンプの合間の要素はのびのび滑れた。」と前向きにインタビューでは振り返ってた。いい子やわぁ~。
4Tを予定してた1stジャンプを3Tに変更ではなく,より難易度が高く点数を出せる3Lzに変更って、このクラスの選手なら対応できるのが当たり前なのかわからないけど…ジャンプの種類を変えるって結構難しいようにも思えて。そこら辺りは試合の経験値が物というのかなぁ。
でも,島田選手の楽しいスケーティングは観ている人に伝わったと思う。
フリーを終えて、ランビ先生からの「最大限、本当によくやった。」と労われたよう。
この苦い経験が次に繋がるよう、まずはコンディション不良が長引かないことを祈るばかり。
佐藤駿選手🥉(総合得点259.14点,SP6位(80.81点),FS3位(178.33点))
GPFと同じく4ルッツ決めてフリーで巻き返し。
「レッド・バイオリン」の振付けって宮本賢二さんなのね。
ジャンプがカッコよく見えるプログラムとして記憶に残る。
まだ19歳。来季の更なる活躍が期待できそう。
キーガン・メッシング選手🇨🇦 🥈(総合得点275.57点)
今季で引退し、消防隊に入るそうで。
31歳で4回転飛んで、ゆったりと洗練されたコリオシークエンスで魅せる。
会場はベテランらしい熟成された演技にヒートアップ。
三浦佳生選手🥇(総合得点281.53点,SP1位(91.90点),FS1位(189.63点))
GPFフリーで失敗しても演技後半で4回転にチャレンジした負けん気の強さを見たときから、チェックすることにした三浦選手がやってくれました👏
SP 、フリーとも1位。伸び盛りの今季の集大成を見せつけてくれましたね。
魅力は、疾走するスケーティングからのジャンプと負けん気の強さ。
まだ17歳と若いので、伸びしろしかなく楽しみ。
次のジュニア世界選手権も楽しみ。
そうそう、SPの「ミケランジェロ '70」の振付けも宮本賢二さん。
宮本さん、売れっ子振付師ですね。
さて、世界選手権は、ちょっと上のお兄さん達が出るけど結果はいかに?
ほんと日本男子は群雄割拠時代に突入してますよ。