しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

BRIDGE

BRIDGE(期間生産限定盤)

BRIDGE(期間生産限定盤)

チャリティー・ソングとして、収益の一部を東日本大震災の支援活動に寄付されるそうで。2012年3月31日までの期間限定生産盤。

1. BRIDGE(作詞:ゴスペラーズ 作曲:村上てつや 編曲:KO-ICHIRO)

今日のこんなニュースを見て,この曲を想った。

石巻・新北上大橋 東松島・定川大橋 17日開通へ

宮城県は7日、東日本大震災津波で橋の一部が落下した国道398号の新北上大橋(石巻市)と、県道石巻工業港矢本線の定川大橋(東松島市)の仮橋が、17日に開通すると発表した。
 石巻市北上町と同市釜谷を結ぶ新北上大橋は、流失した左岸(旧北上町)側の155メートル部分に仮橋を設置し、残存した橋と接続した。幅は8メートルで片側1車線。歩道は一部工事が遅れ、31日に使用可能になる見通し。
 新北上大橋の使用開始は17日午前11時。上流の飯野川橋を迂回(うかい)する場合に比べ、距離は約23キロ、所要時間は約40分短縮され、被災地の復旧作業の効率化などが期待される。完成時期は12月末までを見込んでいたが前倒しされた。
 定川大橋は全長126メートルのうち中央部分の41メートルが落下。橋全体の損傷が激しく、従来の橋の下流部に幅8メートルの仮橋を建設した。約6キロの迂回が不要になり、片側の歩道も通行可能となる。使用開始は17日午後3時。
 宮城県は5月、両大橋の仮橋の設置工事に着手した。総工費はそれぞれ1億5000万円。県は「新北上大橋の復旧で周辺地域の渋滞緩和、住民の利便性向上が期待できる。定川大橋の使用再開は石巻港周辺の物流の効率化につながる」と話している。
 県は、新北上川、定川の河川計画と調整しながら、年内にも本格復旧の方向性を決める。(10/8 河北新報

定川大橋は,私も車で石巻に行くときには必ず通っていた橋。夏に震災後初めて石巻に行こうとしてこの橋に通じる道の途中で「通行止め」の看板が出ていてやむなく引き返しただけに,このニュースが出るのを待ってました。


5月の復興支援ライヴの翌日に訪れた宮城県南三陸町でメンバー5人が見た崩れた橋。この橋が生活道路としての役目を取り戻したときが、本当の意味での復旧、復興なのでは?ということでタイトルを「BRIGDE」としたそうで。


ピアノとキーボードはSkoop On SomebodyのKO-ICHIRO氏。KO-ICHIRO氏が作曲した曲といえばゴスペルの影響が強く出ているS.O.Sの「祈り」が好きなんですね。彼とゴスががっちり組んでできたこの曲が,ゴスペルのような雰囲気を持った構成となっているところに,彼らのソウルミュージックから影響を受けた同志としての絆の強さが見えますね。
そして,いろいろな人と人とのつながりを改めて感じることができる,メッセージ性の強い歌詞。


この曲から彼らの力強い応援の気持ちを感じるんです。

2. 永遠に -a cappella-(作詞:安岡優、作曲・編曲:妹尾武

前々から思っていたんだけれども,この曲はときに愛しい人への鎮魂歌にも聞こえることもあって・・・
今回のカノンのようなコーラスアレンジのアカペラver.。教会で捧げられる祈りの曲のようにも聴こえて。
このCDの趣旨にあったアレンジにしたように思えるのは私だけかしら?