しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ブルースブラザーズ(BLUES BROTHERS)

1980年製作
監督・・・・ジョン・ランディス

キャスト・・ジョン・ベルーシ
      ダン・エイクロイド
      キャブ・キャロウェイ
      ジェームズ・ブラウン
      レイ・チャールズ
      アレサ・フランクリン
      キャリー・フィッシャー
      ジョン・キャンディ



秋の夜長に映画なんてどうかしら?
ということで。今日は映画のご紹介。
辛口批評で有名なおすぎが絶賛していたので,気になっていたこの映画。



ブラックミュージック万歳!カークラッシュ満載!



な映画って言ってもどんな映画なんだかわかりませぬが・・・。
もう四半世紀(!)も前の映画。でも,今でも十分すぎるぐらい楽しい!
文章では映画の面白さを伝えきれないので,とにかく観てみて!ということで・・・
コメディアンであるジョン・ベルーシダン・エイクロイドのパーフォーマンスもいいけど,ブラックミュージック好きは必見!でございます。



やぁ〜も〜ねぇ〜、アタシとしてはアレサ・フランクリンが歌う姿見られるっていうだけでも貴重。さすが,すごい迫力(歌もその立ち姿も・・・。)
ど〜でもいいことですが,アレサが「ブルースブラザーズ」でもう一度バンドをやりたいという夫の胸を猛烈な勢いで小突きながら(笑)「考え直して!」ということで「Think」を歌っているけど,そのときの夫の顔がなぜか笑っているように見えるのが気になって気になって・・・。
最近天国に召されたレイ・チャールズの笑顔も見られるし。笑いながら,いきなり万引きしようとする少年に発砲してるし・・・(汗)。
ジェームズ・ブラウンはイッちゃってるファンキー神父だし・・・(やっぱそうか)。



アメリカ的はちゃめちゃなストーリー」が「アメリカ的やり過ぎな演出」の下「人力」(←なんてったって四半世紀前ですから)で作られているこの映画。
最後のエンディングの壮大なバカバカしさはかえって痛快。
CG満載の映画が当たり前な昨今からすると,その泥臭いつくりにとても魅力を感じるかも。
それに,作っている人の音楽に対する愛情が感じられていい!



さらにアメリカでの音楽ジャンルの位置づけのニュアンスもここで見て取れます。
アメリカ人にとっての「カントリー」ってこういう音楽なんだなぁ・・・なんて思ったりして。




おまけ映像で、そうそうたるミュージシャンが二度と同じ歌い方をしないので、アフレコで困ったなんていうエピソードがあって興味深い。
天才と呼ばれる人たちは,型破りなのかもしれませぬ。
ライブなんかで,生歌を聴いたらすごいんだろうなぁ。