しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ゴスペラーズ坂ツアー2009“15周年漂流記 秋冬”(初回生産限定盤)

ゴスペラーズ坂ツアー2009“15周年漂流記 秋冬”(初回生産限定盤) [DVD]

ゴスペラーズ坂ツアー2009“15周年漂流記 秋冬”(初回生産限定盤) [DVD]

今さら?という感もあるけどハモリズムツアーも観に行くし,エントリーしてしまおう。


自分が観に行ったライブの映像が何の手も加えられずそのまんま売り物として出されるのをまた観る。
次に何が起きるのかわかってるというのは,不思議な感覚。
でも,現地ではステージ向かって左サイドの3階席という,ステージが結構観切れてしまうポジションだったので,映像でもう一度確認できるのはいい。ほとんど,両サイドのビジョンしか見てなかったから。
現場ではテンションが上がっていたから見逃してたアラに気付いちゃったりするけど・・・(苦笑)

収録曲

ディスク:1
1. Gospellers’ Theme

村上氏の「お待たせ」にテンション↑。予想外に粋な登場で,ちょっと悔しい(笑)。
やられたっ!感満載のオープニング。
ついつい何回も見直してしまうんだなぁ。

2. FIVE KEYS

テンション↑ってるから,スムーズにさらに火力up♪
跳ぶのに必死だから,あんなに会場が盛り上がってるとは思わなかったなぁ。

3. The Ruler

座席からステージの角度的に全然酒井氏の一番の見せ場が見えなかったので,DVDで再度チェック。ハンドスピーカーが赤だったのねぇ・・・とか(笑)。

4. Slow Luv

何回も再生してしまう。酒井氏の「♪Slow luv それは儚い Slow luv 夜明けの夢さ」のささやき中低音を聴きたくて。
そのたびに「ルーレット」な某氏の高速ルーレットぶりもあちこちで拝見するわけで(笑)。しっかりカメラさん,抜いてますねぇ。

5. Sweet

ごめん,なんとなく飛ばして見てるんだなぁ・・・

6. 告白

やっぱり振り付けいらないなぁ。今だったら,スタンドマイクの前に立って歌うだけでも十分様になると思うんだけど・・・

7. Body Calling

繊細でソフトな感じがいい。年を重ねたせいか,CDよりもメロ―なソウルナンバーという雰囲気が出てきているなぁ・・・。
北山氏が跪いたときのお客さんの歓声の数百分の1はワタクシの( ̄∇ ̄;) な声のはず・・・未だに「キャー」とか言えませぬ(苦笑)。

8. ラヴ・ノーツ

村上氏&黒沢氏,ヒラ歌での中低音の声の響きがいいなぁ。

MC

そうそう,驚異の4時から開演だったなぁ。

村上「収録されているからって,狙って変なことを言ったりしたらダメですよ。」
安岡「売り物にならないようなことを言わないでくださいね。」
酒井「発売中止にできる言葉っていうのが世の中にはあるんですよ。」

そこまで言われると,むしろ言わせるように誘導しているとしか・・・(笑)。


9. ウイスキーが、お好きでしょ

一杯おごっちゃいましょう。ということで。

10. 新大阪

ステージに映し出されたPV映像は格子越しに見ている感じに切れているけれど,DVD収録ではPV映像とステージ映像がいい感じに切り替わっている。

11. ふたつの祈り 〜X’mas Love to you〜
12. 残照

DVD映像になって一番嬉しい曲。

13. 約束の季節

新大阪と同じくPVをステージに映し出す演出。8年前だからさすがにPV映像の5人は若い・・・

ひとりMC by 黒沢氏
「約束の季節」のPVについて

当時の僕の動きにバリエーションがないことが気になってしょうがない。ものすごい恥ずかしい。
タイムスリップしたら2001年の彼に言ってやりたい。もうちょっと動け。あと,その肌は宝物だぞ。大事にしろよ。

いやいや,彼は歌でいっぱいいっぱいだから,仕方がないのですよぉ・・・と。
お肌が・・・とか,このフェイスパックがしっとりすべすべになっていいのぉ〜とか言っても違和感ないよなぁ,黒沢氏は(笑)。


〜冬のユタカ〜

ユタカさんの自意識過剰キャラ(?)の濃さがぁ〜〜!って当時は思ったけど,翌年のユタカさんに比べれば,まだキャラがノーマルだなぁ・・・って比べる相手が悪い?


ユタカ「買えるわけないよ,こんなロッジ。大体,うちのグループ,ギャラ5割りなんだよぉ。」

「ギャラ5割り」ネタよく言ってるよねぇ。黒沢氏カレー本の売上げも5割りとか言われると、「『カレー,カレー』言っていても仕方ないないかぁ…」という諦めもつくような(苦笑)。

14. Moon glows(on you)

ユタカさんですから,な曲(意味不明)。翌年さらにパワーアップしたユタカさんを目撃することになるとはこのときは思いもよらず・・・

15. 讃歌

イトコの陽ちゃん,怖い・・・
最初にライヴで聴いたのは1999年。「FIVE KEYS」での酒井氏の歌い方って直線的だったけど,10年たって緩やかなニュアンスが。でも高音がキツくなってきてるのかなぁ・・・

16. 星屑の街

「G10」ツアーでも歌っているぐらい,歌い慣れているから安定感あり。

17. 宇宙へ 〜Reach for the sky〜

壮大な曲でディスク1の最後の〆の曲としてはいい感じ。



と思ったら,続けてDISC1のラストにさりげなくMC入ってたのねぇ・・・(笑)。

村上氏「僕ら,学芸会の「書き割り」みたいなものだから。」
酒井氏「浦島太郎でいうと「わかめ」みたいな。」
村上氏「今のシーンは,安岡の『ギャラ5割りだよ。」という言葉が響きますね。」
酒井氏「俺ら「わかめ」なのに,5割りでいいのか,どうか。」

ほんのり邪悪なオトナの会話・・・(苦笑)


ディスク:2
ディスク2の冒頭から歌いだすまでの所要時間は,なんと15分以上!!ディスク1の最後もMC入っているから合計20分ぐらい。ぐだぐだMCを聞きながら,これってDVDではカットされるんだろなぁ・・・と思っていたら,ノーカット。これカットしたら,ゴスライヴらしさが消えちゃうもんね。
びっくりするぐらい前屈ができない村上氏の姿も永久保存。当時腰を痛めていたようで,前屈にする前に「無理しちゃだめだよ。」と心配している4人の姿が微笑ましかったり。

1. 1,2,3 for 5

リードとコーラスの音量のバランス,なんとかならなかったものか、という思うぐらいアレレ…(涙)。


2. SAYONARA

ホーン隊がカッコイイ♪
村上氏&安岡氏のやり取りに、笑ってはイケナイ…ことはありませぬのでうっかり見てしまった方はリラックスd(⌒ー⌒)!
そこに本当の愛があるなら、おなかが空くほど笑っちゃえ…と(違)。

3. 愛の歌
4. LOVE MACHINE

今回もちょこっと映像凝ってます。ご確認あれ。

5. 一筋の軌跡

表参道で調子っ外れ光線*1 でも浴びたんかいっ!?っとツッコミたくなる酒井氏のリード(涙)
現地で聞いたときも「アレレ…?」だったけど,会場の盛り上がりがすごくてあまり気にならなかったけど・・・。

6. 永遠に
7. ひとり

定番2曲。安心し過ぎて、印象が残らなくなってきてる(ゴメン)

8. 誓い
9. セプテノーヴァ

MC
酒井→北山→安岡→黒沢→村上の順。
北山氏
話し始める前からその大きな目がウルウルしてたんだよねぇ。ビジョンにど〜んとポロポロ涙を流す姿が映ってアラララ・・・な雰囲気もあったり。

15年も続いているのはゴスペラーズだけ。こんなに続けられているのは本当に幸せです・・・(絶句)
そんな仲間に出会えてほんと幸せです。

というコメントを受けて・・・
安岡氏
冒頭一声が

「ば〜か,何言っているんだよ(冬のユタカ風)」。

その後は仕切り役の安岡氏らしくサクサクッとコメント。
黒沢氏
ホワ〜ンとした感じで冒頭一声が

「割とうっかり者なので・・・」

でマイペースに切り出す黒沢氏(客席爆笑)。
安岡氏&黒沢氏のおかげで,湿っぽい雰囲気がガラリと変わって。ナイスフォロー♪

村上氏
変わらないで歌うために進化していかなければならない,という話の流れから

安岡の息がどんどん深くなって・・・別の意味で「深化」していかなければならないっていう・・・

って,それで翌年の「ユタカさん」に繋がったわけですね。そんな「深化」なんて・・・


(´・д・`)ヤダ


10. Promise

泣いている人多かったなぁ。「Gospellers’Theme」で始まり,これで終わるというのは15周年ツアーならではですね。

勝手なベスト5

Gospellers’ Theme
LOVE MACHINE
ラヴ・ノーツ
ふたつの祈り 〜X’mas Love to you〜
残照

*1:ストレッチマン with ゴスペラーズ」で検索してください。