しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

Miles Davis 「Kind of Blue」

Kind of Blue

Kind of Blue

#1 So What
#2 Freddie Freeloader
#3 Blue In Green
#4 All Blues
#5 Flamenco Sketches
#6 Flamenco Sketches (Alternate Take)


Miles Davis - トランペット
John Coltrane - テナー・サックス
Cannonball Adderley - アルト・サックス(on1.,2.,4.,5.,6.)
Bill Evans - ピアノ(on1.,3.,4.,5.,6.)
Wynton Kelly - ピアノ(on2.)
Paul Chambers - ベース
Jimmy Cobb - ドラム


数年前、ジャズも聴いてみよう!と思っていたとき、「マイルス・デイヴィス」という名前を見つけ、試しに、亡くなる数年前のアルバムを聴いてみたのですが、ピンと来なくて。
それからしばらく経って、たまたまレンタル屋で「これは聴いておけ!」とおススメされていたので聴いてみたら、これはドンピシャ!!
秋の夜長に聴くにはぴったりの大人なアルバム。


マイルスのトランペットがいいのはもちろんなんですが、「ドンピシャ!!」と思ったのは、他のバンドメンバーそれぞれの繊細で洗練された演奏もいいからかと。
特に、Bill Evansのピアノの音色が好きだなぁ。
ジャズの歴史では「モード・ジャズ」の代表作品と言われるぐらいの完成度の高い作品だけあって、心なしか音色に緊張感があるような気がします。
その緊張感に魅かれるのかなぁ・・・

「モード・ジャズ」って何?

このアルバムの解説を見ると必ず、出ている言葉。
wikipediaによれば、「コード進行よりもモード (旋法)を用いて演奏されるジャズ。モダン・ジャズのサブ・ジャンルのひとつである。」とありますが、う〜ん、「モード」の意味がわかりません。
wikiの「モード」の項目には、「ビバップやハード・バップからモード・ジャズ(modal jazz)中心へと移ることにより、それまでの『劇的ではあっても、和音進行(コード進行)から導き出されるスケールの限界』、または、『和音の構成音に縛り付けられパターン化されたフレーズ作りやアドリブ』から開放され、モード奏法の確立によって、『地味に陥る危険性をはらみながらも、自由な発想でアドリブ演奏ができる』ようになったといえる。」とあるので、なんとなくわかるような気もするんですが。
まだまだ、ジャズのことわかっていないので、今はお勉強的なことはこのぐらいにしておこうっと。あんまり調べすぎると頭でっかちになりそうで・・・



あ〜またもう少しこの作品のよさを自分の言葉で話せるようになったら、再度エントリーにチャレンジしたいと思います。今回はこのぐらいで。