「しあとりかる-Theatrical-」と決定。
元ネタはゴスペラーズの9枚目のアルバムDressed up to the Nines (CCCD)の収録曲の「シアトリカル」。
Theatricalとは
「劇場」という意味。
迷訳で有名な(?)エキサイト翻訳では「芝居がかった」・・・(苦笑)
他の翻訳サイトはみんな「劇場」なのにさぁ・・・
「シアトリカル」
作詞作曲はゴスペラーズの「侍」ときどき爆弾男(笑)、酒井雄二氏。
彼の書く曲、詞はともに「ラブバラードを甘く歌うゴスペラーズ」という世間的なイメージと逆。
名付ければ「FUNKYな職人芸」。こっちのベクトルの方が好きだなぁ。酒井氏はゴスぺラーズブレイク前からのファンの人気が高いような気が。
ちなみに、最近の「甘いラブバラード」は、ゴスペラーズのフロントマンwith愛すべき天然「黒ぽん」こと黒沢薫氏の作曲&ゴスペラーズ一のしっかり者の末っ子の「ヤス」こと安岡優氏の作詞のコンビということが多いんだけど。
で、「シアトリカル」という曲、歌詞がスパイス効いていてナイス!
Life is just a circus 心ゆくまで観るがいい
と観客を挑発するところから始まり、
Life is just a circus そこで終演まで観るがいい
目の前の世界こそが舞台 誰もかもそこに
中盤ではこんなフレーズも
とくとご覧じろ 人生という名の劇場(中略)
せめてこの道化師めにも 憐れみと喝采を!
Life is just a circus そこで終焉まで観るがいい
と最初のフレーズを受けての掛け言葉。
最後に
どちらが舞台か客席か
なんて鋭い問いかけをしてきて、オチオチしておられません。
この曲にライブで成長してきたゴスペラーズの芸人魂のようなものを感じました。
舞台に立つ彼らだけでなく、長い人生の中では,いろんな人がそれぞれの舞台に立ってスポットライトを浴びる場面がきっとあるはず・・・。
それにライブ=「生でplayすること」を観にいくのが好きだし。
そんなこんなでこのタイトルに決定。
*1:「夢見るアカペラ人形」ってタイトルだったのさっ!