しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

大阪ブルーノート来年閉店

なんだかなぁ〜みたいな記事も多い(苦笑)ZAKZAKから気になった真面目なニュース。

ジャズだけでは客呼べず…阪神音楽事業の“ショー”算
ブルーノート」から「ビルボード」へ“乗り換え”で注目


大阪におけるジャズの“聖地”「大阪ブルーノート」(大阪市北区梅田)が来夏閉店。運営する阪神電鉄の子会社、阪神コンテンツリンク(同市福島区)では、新たに米エンターテインメント情報誌で有名な「ビルボード」と組んで新規事業に打って出る。阪神タイガースだけでない、阪神電鉄の音楽戦略とは−。


 「ジャズに縛られずに、より幅広いジャンルの音楽を追求していきたい」。阪神電鉄取締役、阪神タイガースのオーナーを兼ねる宮崎恒彰・コンテンツリンク社長は、新事業の抱負を語った。


 同社ではニューヨークの有名ジャズクラブであるブルーノートとライセンス契約を結び、平成2年から16年間、大阪ブルーノートを運営。「上質の音楽と最高の雰囲気がつくりだす、関西における大人のエンタテイメントスポット」(同社)だった。


 しかし今回、ビルボード誌を発行しているVNUビジネスメディア社(ニューヨーク)とライセンス契約。「ビルボード」を前面に、来夏にも大阪ブルーノートも一転、「ビルボードライブ大阪」としてリニューアルすることになった。


 同社の北口正人常務は「これまでジャズという制約があったが、新生ビルボードライブでは、国内外からアーティストを集め、いろいろなジャンルの音楽を提供したい」と話し、「極端な話、クラシックもありえる」(宮崎社長)クラブになるという。


 同社がブルーノートからビルボードに“乗り換え”たウラには、「ジャズだけでは人が呼べず、R&Bやソウルなどに手を出したが、もはや、大阪ではブルーノート“神話”が崩壊していた」と音楽関係者は指摘する。


 東京では伊藤忠の子会社の「ブルーノートジャパン」(港区)が運営するブルーノート東京(青山)や、丸の内の東京ビル・トキア内にある「コットンクラブ」が依然人気を集めている。「東京はオトナのオシャレなデートスポットとして定着しているが、大阪では値段ばかりが高いクラブは人気がなく、音楽好きはライブハウスに流れてしまう」というのだ。
(中略)
 「25歳以上のオトナをターゲットに、良質な公演をお送りしたい」(北口常務)と意気込む阪神電鉄の新事業。10月1日には阪急との合併も控えた同社の音楽事業は、今回の“乗り換え”で光は差すのか−。音楽関係者の間でも成り行きが注目されている。

へぇ〜,阪神タイガースのオーナーと大阪ブルーノートの運営会社の社長って同じ人なんですねぇ。


大阪ブルーノート,残念ながら行ったことはないのですが,結構見たいっ!って思っていたミュージシャン(not ジャズが多いんですけど)が出演していたので,前々から気にはなっていたんです。東京ブルーノートと出演者同じってこともありますけど,大阪でしか見られないミュージシャンもいたりして。
ただ,お金にシビアな大阪人*1相手では,1回7000円もするライブに毎回採算取れるぐらいお客さんを集めるのは難しいんでしょうね。
こんなところにも東京と大阪の違いが見えて,面白いなぁ〜と。


さて,新しくできる「ビルボードライブ大阪」,どんなミュージシャンが出演して,どのくらいのプライスになるのか?そして,どんなスタイルのクラブになるのか?気になります。

*1:シビアすぎて,オレオレ詐欺に引っかからないという話もあったぐらい(笑)