orange pekoe live house tour Grace＠仙台ビーブベースメントシアター

去年の会場が仙台でいえば1500人くらい入るZepp Sendaiだったのに今回はそれよりもずぅ〜っと小さいビーブ（300人ぐらい入るかなぁ）。
ツアー名どおりのLivehouseだけど･･･
以下，ネタバレ（ず〜っと下にスクロールしてくださいませ）。

箱が小さいため，バックバンドはキーボード、ウッドベース、ドラム、パーカッションと前回の２００４年のツアー（2005/10/2にレビューをエントリー）よりシンプルな構成。

バックバンドにそうそうたるジャズメンを揃えたのが，１stアルバムの成功の鍵だと言われたオレペコ。
そこから，どうやって自分たちのスタイルに変えていくんだろう？って思っていた。
今回のバックバンドは，アルバム「Grace」の製作に関わったメンバーで，みんな若い。
こんなところから，等身大の自分たちのスタイルを作ろうとしていることが感じられる。
「Grace」は一発録りでつくられたということから，ホールではなく，ライブハウスでライブをやることを意識しているのもよくわかる。
だけど，オレペコの音の広がりが十分に味わえないという意味で，ビーブは箱としては窮屈。
箱が小さいので，ドラムとパーカッションがうるさく感じた曲もあって。
演奏自体はよかったけど，なんとなくしっくり来ない感じがあって。
Zepp Sendaiで聴けば，違った印象だったのかも。

好みの問題だとは，思うけど，やっぱりバックが豪華なオレペコが好きなので，今回みたいな構成だと寂しいなぁ〜と。
ホーン隊が活躍する曲（「空の庭」「太陽のかけら」とか）ほどそう思った。
たぶんライブでそれをしようとすればコスト高なのは，わかっているんだけどねぇ。

と，ちょっと辛口なコメントになってしまいました。
でも，これは，次回への期待の裏返しということで。