しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

新春お好み囲碁対局〜打ち初めゴスペラーズ北山陽一対普天王

ゴスの北山氏と,ブログを公開している現役力士として野球の古田選手のブログでも紹介されていた普天王関(ブログはこちら)。
そんな2人がNHK教育の囲碁番組で対戦。
一見どういう層を狙っての企画なんだろ??という気もしなくはないけど(失礼),こういう企画から新たな囲碁ファン開拓という意気込みが感じられる製作側のアイデアは面白いかと。


ワタクシ,実は父親の影響で囲碁をほんのちょこっと触ったことがありまして・・・(囲碁の本を持っていたりもするし・・・(苦笑)。)
なもので,ついつい見てしまいました。


最初の北山氏登場時には,他のゴスメンバー4人のよる応援メッセージ。
囲碁にのめりこんでいる北山氏の様子をいつもの調子で,しゃべりまくる4人(笑)。


素人さん同士の対戦なので,プロの棋士がそれぞれ応援につき,途中で「お助け」カードを出すことで作戦タイムを取って,アドバイスをもらえるという特別ルールがあって。
北山氏の応援には,ゴスマニア会報でも対談してた梅沢由香里5段が,普天王関の応援には,武宮陽光5段がそれぞれつくことに。


そして,解説は,宇宙流で有名な武宮正樹9段。
「宇宙流」という棋風は,中央から陣地を広げていく独特のスタイルで(手堅いのは周りから固めていくやり方),しかも打った後の模様が美しいので,ファンが結構いるらしい,という話は知っていたけど,それがこの方なんだぁ・・・なんて思ったりして。武宮九段のウィキペディア(Wikipedia)には,

「棋風のみならずその人柄も親しまれ、テレビ解説でみせる人懐っこい話し方からもその性格は窺える」

とあるけれど,ほんとおおらかでいい人という感じ。
とても解説がわかりやすく面白い。感性を重視するところに親近感が沸いてきました。


勝負の方は序盤,積極的に攻める北山氏に,「お助け」カードを使ってアドバイスをもらいながら慎重に打つ普天王関。
しかし,途中から普天王関がプロ棋士も関心するようないい手を繰り出すようになり,北山氏もこれに一生懸命防戦するも,普天王関の勝利。さすがは勝負師!


北山氏の集中力は凄いらしいという話は,何度も他のゴスメンバーから出ていたけれども,集中しているときの表情は真剣そのもの。それだけに負けてかなりくやしそうだったなぁ。
2人ともスジはいいので,これからもっと強くなるのではという武宮九段からのまとめのお言葉もあって。
敗戦を糧にバリバリ囲碁やりそうですねぇ。


それにしても,2人が1手打つたびに,見ている・・・というより見守っている(笑)プロ棋士3人の方の,「あっ!」とか「おっ!」とか「凄い」とか盛り上がっている反応が面白かったなぁ。


ということで,なかなかいろいろと見所があって面白い番組だったかと。
囲碁またやってみようかなぁ・・・


最後に梅沢5段のブログに北山氏とのツーショットがアップされていたので,それをご紹介。→こちら