- 作者: 丸島和洋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大河ドラマ「真田丸」の影響で,このドラマの時代考証をしている丸島和洋氏のツイッターを見ているのですが,古文書の解説が面白い。
ということで買ってみたのがこの本。
普段,どの役職の人にどのように話を通せば仕事がうまくいくか,なんてことに頭を悩ませることが多いので,リアリティを感じながら読めるのが不思議。
自分と相手方との上下関係に応じた言葉遣い
文書作成の目的に応じた書式
文書を渡す相手
文書を受けた側は返信するまでに誰にどのように報告して,誰から返信するか
ある程度の大きさの組織の中で仕事をしている人ならそれなりに悩むところなのでは?
戦国時代の大名がどれだけ神経を使って文書を送り合っていたかがわかります。
リーダーになる人はそういうところまで心配りをしないといけないのねぇ〜とも勉強にもなったのでした。