しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

TAKE 6「Beautiful World」

Beautiful World

Beautiful World

TAKE 6によるカバーアルバム。第45回('02年度)グラミーの「最優秀R&Bパフォーマンス賞」受賞作。


あのTAKE 6が,Donnyの名曲「Someday We'll All Be Free」を,彼の娘Lalahをfeaturingしてカバーしているということでgetしたもの。
このアルバムを全面プロデュースしたのは,フュージョン界の大物ベーシストでもあるMarcus Miller

Someday We'll All Be Free (featuring Lalah Hathaway)

TAKE 6お得意の,複雑なコードが散りばめられたハーモニー。
Lalahのハスキーで堂々とした声との共演はなかなか貫禄がありまして。
オリジナルが水がゆるやかに流れているように穏やかなアレンジなのに対して,こちらは大地で足を踏み鳴らすような力強いアレンジ。
聞き比べるのも一興かと。


★Lalah Hathawayについてのエントリーはこちら


この曲がお目当てだったのに,さらにspa的掘り出し物発見。

Fragile

Stingのカバー。
おおっ!こんなところで聴くとは!この曲好きなんだぁ。
オリジナルの物憂げな感じをTAKE 6独特の超絶ハーモニーでさらに強調するアレンジがgood!

その他の収録曲

The Doobie Brothersの 「Takin' It to the Streets」
(The Doobie Brothersって何で有名だったっけ? 正解は「Long Train Runnin'」→試聴へgo)


Donald Fagen 「I.G.Y」を ベースに新たなアレンジを加えたのが タイトル曲「Beautiful World」
The Impressionsの 「People Get Ready 」
Stevie Wonderの「Love's in need of love today 」
Peter Gabriel & Kate Bushの「Don't Give Up」
Bill Withers の「Lovely Day」「Grandma's Hands」
(Bill Withers知らないなぁ・・・と思っていたら,「Just the Two of Us」を歌っている人でしたか・・・→試聴



このアルバムに関係するミュージシャンが凄いし多いからお次はどこへつなごうか目移りして困ってます(苦笑)。
とりあえず,TAKE 6をもう少し。