しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

ゴスペラーズ坂ツアー2019〜2020“G25”@ウェスタ川越

初めて埼玉県民になってよかったと思えた。奇跡的にチケットが取れたのはそのおかげであろうと勝手に思ってるわけで。
ウェスタ川越のホール、音が良かった。
初めて目を閉じて音に集中して聴く心地良さを味わいました。

ライブの内容は…ネタバレになるので折り畳み


セットリストはほぼ怒涛の3時間のシングルコレクション。

個人的にはお好みではないセットリスト。ま、ことしは25周年のお祭りなんで仕方なし…
てな感じで今までだったら複雑な思いで記念周年をやり過ごしてたが…
今回は違った。
セットリストは満足できない。正直これ聴けて嬉しい!ってテンション上がった曲ってそんなになかった。
「あ、久しぶり、懐かしいな」って思った曲はまぁまぁあった、ぐらいの低温なテンション。
それはアルバム曲の方が好きな曲多いから。だから本当に満足できないんだけれども……
それを補って余りあるパフォーマンスの高さ。
みんな声が良く出てたし、ハーモニーもバックバンドの音もすごく良かった。
いつもだと「あれ?」って思うことがあったけれどそういう違和感がなかった。
比較的何度も聴いているシングル曲だけだから音そのものに集中して聴けたというのもあるのかもしれないけど。

おまけにこの時期でなければ聴けないTAKE6を思わせるアレンジの「きよしこの夜」。最高!

ブレイクをした後数年経ったぐらいに言ってたんだっけ?彼らはまだ30代初めの頃。
歌手として最高のパフォーマンスが出せるのは40代らしいから早く40代になりたい、と言っていた。
こちらもどんなことになるのか楽しみにしてた。
もうすぐ50に差しかかる今、ようやくこの言葉に納得するようなパフォーマンスに出会えた。
それが何よりの収穫。