思い切ってチケット買って行ってきた。
席は一番後ろから2番目。
全体はよく見えたし、意外と近かった。
残念ながら最後のザギトワ選手を見られなかった。
フィギュア人気を実感。この日私がいたときは一番観客席から声援が飛んだのは、ロシアの元世界女王メドベージェワ選手。
彼女は今季苦しんでいた。それを会場の人の多くが知っていた、ということなのだろう。
フィギュアの演技にはその人の人生が出る、と言われている。
まだ19歳の彼女は天国と地獄を味わっている。
熱心なフィギュアファンはいいときばかりが続くわけでも、悪いときが続くわけでもないことを知っている。苦しみながらも努力を重ねた先の未来は明るい…はずと願いながら見守るというのもフィギュアの味わい。
果たして彼女は観客の期待に応えるかのように、銅メダルを獲得した。
そして…
若い紀平選手、坂本選手にとってはフィギュアの恐ろしさを体感した大会となった。これを糧に奥行きのある選手になってほしい。