- アーティスト: Donny Hathaway
- 出版社/メーカー: Atlantic UK
- 発売日: 2000/03/13
- メディア: CD
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Skoop On SomebodyのボーカルTAKE氏が猛烈にオススメしていたのでgetしたもの。
What's Going On
この曲からスタート。もちろん,Marvin Gayeの超名曲
- アーティスト: Marvin Gaye
- 出版社/メーカー: Motown
- 発売日: 2003/01/14
- メディア: CD
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「Live」と「What's Going On」,ジャケ写の構図が似てます・・・
Marvinのオリジナルが発売されたのが71年で,この「Live」が発売されたのが,翌年72年。
同時代のアーティストにすぐカバーされたことが,この曲への高い評価を物語っているのでは。
すっきり爽やかなオリジナルに比べるとライブのせいか,躍動的かつ軽やかなプレイ。
色艶を感じるMarvinさんの声に対し,Donnyさんの声はソフトで温かみがあり包み込むよう。
聞き比べてみるのも面白い。
ライブ盤の名盤
ブラックミュージックのライブ盤の名盤中の名盤と評価が高いこの「Live」。
よいライブの要素ってなんだろ?
パフォーマーがミュージシャンだったら,レベルの高い演奏技術はもちろん必要。
でも,淡々と高度な演奏を聞かされるだけでは,お客さんは退屈*1。
やっぱり,オーディエンス(お客さん)に対するアピールは必須。
それに対するオーディエンスのパフォーマンスへの熱烈な歓声。
これらの要素がうまく化学反応すると,その場1回限りの熱い熱い「Live」(まさに生もの)が出来上がり♪
ってことなんだろなぁ。
You've Got a Friend
どこかで聞いたことがあると思ったら,Carole Kingのカバー。
イントロが流れるだけで,お客さんから「キャー!」というものすごい歓声が上がる。
マイクを客席に向けているためなのか,サビのところでは,Donnyさんの声はなく,お客さんが歌って歌って歌いまくり。
しかも,そのサビのところで,あちこちから「キャー!」という歓声。
そして,最後はそりゃ大盛り上がりでして。
音だけしかないのに,その場でお客さんとDonnyさんとの掛け合いが目に浮かぶ。
ライブ映像があったら見たい!
というより,その場に居たかった!
これが,ライブ盤の名盤といわれる所以ではないかと。
次は,Donny Hathawayのスタジオ録音盤の名盤といわれる「Extension Of A Man」のレビュー
*1:以前,演奏レベルは高いんだろうけど,まるでスタジオで演奏しているかのように客席へのアピールが皆無な某アーティストのライブを観にいったことがあって,非常に非常に聴いててつらかったなぁ。